【ONE】ミーシャ・テイト、V.V Mei &三浦彩佳が、初心に戻ったようなファン参加型イベントを開催
【写真】また日本人選手だけでも構わないのでこの手のイベントは継続してほしいものだ(C)MMAPLANET
12日(水)、東京都千代田区日比谷パークフロントにおいてミーシャ・テイトでファン参加型イベント=OFFICE DE PUNCH PUNCH NIHGTを行なった。
ONE Championship JAPANがオフィスを構える同所でONE副社長に就任したミーシャが、ファンや関係者の前でONEチャンピオンシップとは何か、そしてMMAとは何かを実践を交えてレクチャーした。まず秦アンディONEチャンピオンシップ・ジャパン代表がONEの成り立ちを説明し、ミーシャがV.V Mei、そして三浦彩佳と共に登場。
両者はアスリートビューティーアドバイザーの花田真寿美さんにより、汗に強いアスリートメイクを施してもらっての登場とあいなった。
ファンとの質疑応答ではONEで「新しい選手のリクルート、特に女子選手の獲得に関係していく」ことを明らかにし、副社長に就任した理由は「ONEの唱えるマーシャルアーツの価値は、言葉だけのモノでない。リアルな人間の生き方に通じている。皆がベストの自分になれるよう協力したい」とミーシャは話した。「気になる選手は?」という問いに、ミーシャが青木真也と吉田沙保里の名を挙げ、「彼女は世界中に影響を与えたから」と説明していたのが興味深かった。ちなみにV.V Meiはデメトリウス・ジョンソンと女子アトム級の選手、三浦は若松佑弥と答えた。
この後、V.V Meiと三浦と共にグッドシェイプの維持方法のエクササイズを披露し、また打撃、テイクダウン、投げ、サブミッションの技術の手引きを現在はONE JAPANで働く──かつて関西や中京のグラップリング界を席巻した山本龍之介氏を相手に行い、その後はファンも参加して技術を実践した。ミーシャはダブルレッグやRNC、ギロチンにマウントパンチ。V.V Meiは背が高い相手へのパンチの当て方、そして腕十字。三浦は首投げでなく、なんと大外刈りを見せていた。
その後は猿田洋祐も合流しミット打ちや記念撮影、サインなどファンとの交流を経て記念撮影でOFFICE DE PUNCH PUNCH NIHGTは終了となった。MMAとは何か、ONEとは何かを伝える──普及への基礎工事的な活動は日本の格闘技界にあっては、格闘技が隆盛を迎えた時期があったからこそ、実はなかなか実施されていなかった試みで非常に新鮮に映った。