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【Bellator222】RENA出場のプレリミ。超秘蔵っ子ピコ✖ハンガリアン狙撃手ボリッチを見逃すな

Bellator222【写真】後が無くなったピコと、前途洋々のボリッチ。プレリミでマニア垂涎のマッチアップだ(C) MMAPLANET

14日(金・現地時間)、ニューヨーク州ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでいよいよBellator222「MacDonald vs Gracie」が開催される。

メインでBellator世界ウェルター級選手権試合&ワールドGP準決勝=ローリー・マクドナルド✖ネイマン・グレイシー、日本から堀口恭司がダリオン・コールドウェルに挑むBellator世界バンタム級選手権試合、非タイトルショットでもチェール・ソネン✖リョート・マチダのレジェンド対決に加え悪童柔術家ディロン・ダニスのMMA2戦目など豪華カードが並んだメインカードに対し、今大会はプレリミにも興味深いカードが用意されている。


ベラトールのプレリミといえば観客席を埋める意味でも、ローカルファイターが数多く動員されるイベント・フォーマットが取り入れられ、オープニングファイトから見逃せない──というスタイルではない。そして、その勝敗が各階級の戦局に影響することもほとんどない。

そんなベラトールのプレリミにあって、今大会は日本のファンも注目すべきカードが存在する。もちろん、筆頭はRENAの米国進出第一弾だろう。2015年の大晦日でMMAデビューを果たしたSBのクィーンは、RIZINで8勝2敗のキャリアを積み、バリューを上げてMSGの舞台に立つ。RENAと相対するリンジー・ヴァンザンは、5勝1敗のウェルラウダーで、打撃から組んでテイクダウン、そして柔術という流れを持つ選手だ。

もちろんMMAから、打撃というエレメントを切り抜くとRENAが上回ることは明らか。ただし、MMAはMMA。RENAもSBと違いMMAファイターとして成長しており、距離、組みへの対応という部分で成長してきた。そんななか、今回の試合はリングでなくケージで行われることで、また彼女とその陣営の対応力が問われることになる。

同じ女子マッチではフライ級のボクサー・ファイター=ヘザー・ハーディーの1年半ぶりの試合も気になるところだ。バチバチファイト上等のハーディーはボクシングでは格上=IBA女子世界スーパーバンタム級&WBO女子世界ジュニアフェザー級王者だったアナ・フラトンに勝利しており、今回もMSGのファンを沸かせるファイトを展開することは間違いないだろう。

ヘンゾの弟子でイスラエル人柔術家のハキム・ゴザリは、Arzalet で飯島貴幸にキムラを極められて敗れたブラジリアン=グスタヴォ・ウーリッツァーと戦う。さらにホブソン・グレイシーJrのMMA2戦目などが、日本のMMAファンのアンテナに引っかかってくるカードか。

プレリミ・メインのアーロン・ピコとアダム・ボリッチのフェザー級戦を見逃すことはできない。超青田買い、ベラトールのスーパー秘蔵っ子のピコはデビュー戦で躓いた後、4連勝を果たしヴァイアコムの見る目が間違っていないことを証明した。特にタイトルコンテンダーでありLFAバンタム級王者だったレアンドロ・イーゴを初回KOし、タイトル戦線に早々に浮上する予感すらあった。しかし、そのピコも今年の1月にヘンリー・コラレスに67秒KO負けを喫し、戦績的には4勝2敗と凡庸なモノになってしまった。

ピコの再起戦にベラトールが当てたファイターは12勝0敗のハンガリアン・ストライカー、アダム・ボリッチ。なんとも厳しいマッチアップとなった。ベラトールで挙げた3つの勝利もRNC、飛びヒザでのKO、そしてRNCとパーフェクト・パフォーマンスを見せているボリッチは、ベラトール首脳からすれば、ピコへの注目度が全てスライドされても良い──ぐらいの存在だ。後がなくなったピコのボディ打ち&レスリングに対して、対角線コンビネーションとサブミッションで戦うボリッチの戦い。

この一戦はメインカードを食う激闘になる可能性すらある。

■Bellator222 対戦カード

<Bellator世界ウェルター級選手権試合&ワールドGP準決勝/5分5R>
[王者]ローリー・マクドナルド(カナダ)
[挑戦者]ネイマン・グレイシー(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
チェール・ソネン(米国)
リョート・マチダ(ブラジル)

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ダリオン・コールドウェル(米国)
[挑戦者]堀口恭司(日本)

<175ポンド/5分3R>
ディロン・ダニス(米国)
マックス・ハンフリー(米国)

<バンタム級/5分3R>
エドゥアルド・ダンタス(ブラジル)
フアン・アルチュレタ(米国)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・バンデハス(米国)
パトリック・ミックス(米国)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
アダム・ボリッチ(ハンガリー)

<フライ級/5分3R>
ブランドン・ポルケア(米国)
ブランドン・メディーナ(米国)

<バンタム級/5分3R>
マイク・キンベル(米国)
セバスチャン・ルイス(ペルー)

<女子フライ級/5分3R>
ヘザー・ハーディー(米国)
テイラー・ターナー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ハキム・ゴザリ(イスラエル)
グスタヴォ・ウーリッツァー(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
フィル・ホース(米国)
マイケル・ウィルコックス(米国)

<165ポンド/5分3R>
キャストリオット・シェーマ(米国)
ホイットニー・フランソワ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジョン・ベネデュース(米国)
ケニー・リベラ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ホブソン・グレイシーJr(ブラジル)
オスカー・ヴェラ(米国)

<112ポンド/5分3R>
RENA(日本)
リンジー・ヴァンザン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ヴァレリー・ロレダ(米国)
ラーキン・ダッシュ(米国)

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