【RIZIN Y.E.S.P.Festival】左フックでダウンを喫した伊澤星花が、RENAからギロチンで王座防衛。最後は握手
【写真】2026年、伊澤が危機感を覚えるチャレンジャーは現れるのだろうか(C)RIZIN FF
<RIZIN女子スーパーアトム級選手権試合/5分3R>
伊澤星花(日本)
Def.2R1分58秒 by ギロチンチョーク
RENA(日本)
ジャブの差し合いから、伊澤がローや前蹴りを見せる。RENAは右ハイ、右を伸ばす。とはいえ序盤は、圧で上回るのはRENAか。そのRENAが左フックでダウンを奪う。パウンドを落としたRENAは一度立ち上がり、パンチを狙いグラウンドへ。
このタイミングで伊澤が即、腕十字を仕掛ける。時間を掛けつつ反応し、右腕を抜いたRENAがローから飛び込んで踏みつけを狙う。立ち上がらず、シッティングを続けるチャンピオンにRENAがローを続ける。残り2分10秒で立ち上がった伊澤が即ダブルレッグへ。
伊澤はボディロックに移行してテイクダウンを奪うと、サイドからマウントを取る。ブリッジを潰して殴る伊澤はブリッジに腕十字を仕掛ける仕草を見せる。そのまま鉄槌、パンチを落とした伊澤がマウントを取り直す。伊澤のパウンドの連打に背中を見せたRENAだが、手首を掴んで腕十字を防ぐ。そのまま両足をフックした伊澤が、RNCをセット。アゴの上、RNグリップからパームトゥパームに切り替えたところで時間となった。
2R、伊澤が前蹴りをまず見せる。さらに左フックで前に出て、前蹴り。直後に組んでシングルにからウィザーのRENAにボディロックテイクダウンを決めると、上四方で抑える。伊澤は頭を抱えたままノースサウスチョーク、そしてノーアームギロチンに切り替える。足を掛けるタイミングで、RENAが体を起こすとガッチリとアームインギロチンをセットした伊澤がクローズドに捉える。
たまらずRENAがタップし、伊澤がダウンを乗り越えて一本勝ちで防衛を果たした。ここで伊澤がRENAに手を差し出し、RENAも答える。その後、涙を流し観客には笑顔に応えつつ「クソ―」という言葉を吐いたRENA。対して伊澤はマイクで「RENA選手があって、本当に今回の試合は盛り上がったと思うので。女子格闘技、これからが全盛期だと思います。ぜひ応援もよろしくお願いします」と話した。


















