【HEAT45】赤尾セイジ✖春日井たけしの先輩・後輩対決、実現。キム・ミョンギュの挑戦者は誰だ??
【写真】この両者が拳を交えることは複雑ではあるが、熱い試合になることは間違いないだろう(C)MMAPLANET
7月28日(日)、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT45の対戦カードの発表が続いており、ここで現時点でのカードを纏めておきたい。
まずMMAでは赤尾セイジ✖春日井たけしのバンタム級シングルマッチが組まれた。元HEATバンタム級王者対決は赤尾がNEXに、そして春日井がGSBに所属していた当時からの練習仲間で、いわば先輩・後輩の仲になる。
春日井が志村道場の所属になりHEATをホームに戦うようになると、赤尾も大阪に戻ってからDEEPだけでなくHEATのケージに上がるようになり、春日井がフライ級、赤尾がバンタム級でベルトを巻く時期もあった。
互いを認め合っている両者のマッチアップは、禁断の顔合わせといえるが春日井は「オファーがあった時は複雑でしたが、(志村)館長(=HEAT exプロデューサー)に任せます」と返事をしたそうだ。そして赤尾の方もオファーがあった際に、春日井の返答がそのようなモノであったことを確認してから、対戦に同意したという流れがある。両者の直近の試合は赤尾が4月28日にDEEP大阪大会で 瀧口脩生に、春日井は26日のパンクラスで福島秀和に判定勝ちを収めている。
そんな注目の対戦に加え、赤尾からHEATバンタム級王座を奪い、防衛戦で春日井を破ったキム・ミョンギュが同大会で2度目の王座防衛戦を戦うことも決まった。春日井をRNCで下し初防衛に成功した2カ月後、フェザー級でキム・ジェウンのパウンドでTKO負けを喫したキム・ミョンギュにとっても、この試合は再起戦となる。
挑戦者がまだ明らかとなっていないが、日本勢の層が薄いHEATにあってバンタム級は赤尾と春日井が文句なしのトップコンテンダーだっただけに、この両者以外のチャレンジャーとなると他団体で実績を残している日本人選手となるのか。あるいはHEATの特色でもあるブラジリアンファイターなどの登用もあるのか、正式発表を待ちたい。
なお同大会ではMMAで連敗中の鈴木万季弥はキックに出場。またキック・ライト級暫定王者の将暉が、3月の王座決定トーナメントで対戦予定も計量オーバーで欠如したチャオ・ロゲートと戦うことも決まっている。
※なお2017年7月に収録した赤尾セイジ✖春日井たけしの対談の模様はコチラから。両者の話している内容を改めて読み直すと、両者の背景が理解できます。