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【HEAT42】詳細─04─自らのスタイルを貫いた赤尾セイジ、RNCでキム・ミュンギュに敗れ王座陥落

Kim Myeong Gu【写真】攻め続けられながら、スタミナと気持ちが切れなかったキム・ミュンギュがHEATバンタム級王者に。DEEPのソン・ジンズに続き、国内2人目のバンタム級韓国人チャンピオンが誕生した(C) MMAPLANET

27日(日)に愛知県刈谷市の産業振興センター内あいおいホールでHEAT42が開催され、HEATバンタム級選手権試合で王者・赤尾セイジにキム・ミュンギュのRNCで敗れ王座を失った。


<HEAT総合バンタム級選手権試合/5分5R>
キム・ミュンギュ(韓国)
Def.4R1分21秒by RNC
赤尾セイジ(日本)

Kim vs Akao序盤の様子見の打撃戦で赤尾は左フックを振るいつつ、キム・ミュンギュに組みついてケージに押しこむと両差しからバックへ。さらに正面に回り、尻の後ろでしっかりとクラッチを組んでテイクダウン。立ち上がったキム・ミュンギュのバックを取った赤尾は、ウィザードに対しても小外掛けの要領で後方に倒すと、ここで背中をマットにつかせる。足をきかせるキム・ミュンギュはハーフから外ヒールを仕掛け、潰した赤尾だが直後に立たれて距離を取られる。

蹴りも交えて前に出た赤尾がヒザ蹴りをボディに入れて組み付くが、体を入れ替えたキム・ミュンギュがダブルレッグから尻餅をつかせる。キム・ミュンギュがスタンプからパウンドで赤尾を殴ったところで初回が終わった。

2R、左リードフック&右ストレートを当てた赤尾が、続く左フックでダウンを奪う。ハーフで殴る赤尾は蹴り上げの直後に起き上がろうとしたキム・ミュンギュのバックに回り込む。キム・ミュンギュが胸を合わせてなお、右腕を差し上げ腰に担いで投げ切った赤尾。キム・ミュンギュもスイープ狙いで浮いた赤尾のバックを伺うが、首を巻かれトップをキープされるとマウントを取られる。相手の動きに合わせサイドバックから殴る赤尾、キム・ミュンギュは前転からガードに戻す。

勢いよく左のパウンドを赤尾が落とし、背中を見せたキム・ミュンギュを立ち上がらせて左右のフックを打ち込んでいく。ケージにキム・ミュンギュを追い込み、パンチ&左ヒザで攻勢に出る赤尾。押し込み返したキム・ミュンギュが、ケージを背にした赤尾のボディにパンチを連打し、離れたところでこの回が終了となった。

序盤は攻勢に出ながら終盤を盛り返されつつも、試合をリードしている赤尾だったが、3Rは先にケージに押しこまれるも、体を入れ替えてバックテイク。小手を極めて投げを打ったキム・ミュンギュに対し、赤尾はワキの下から潜り込んで太腿を抱えて後方へ崩して、スクランブルを制す。背中を預けて立ち上がったキム・ミュンギュは胸を合わせてケージに赤尾を押し込み、シングルレッグを仕掛ける。赤尾はキムラロックで防御し、クラッチを自ら外し、そのまま深い位置からダブルレッグに移行する。

一旦ケージに押しこみ、肩に担ぐように後方への投げを決めたトップを取り切る。背中をマットにつけたキム・ミュンギュは足を戻し、手首を掴んで三角絞めへ。いち早く察知した赤尾は腰があがったキム・ミュンギュのバックに回り、ケージに押しこみつつ正面を取り、ボディロックからリフトし前方に崩していく。すぐに立ち上がったキム・ミュンギュとケージ際の攻防を繰り広げるなか3Rが終わった。

4R開始直後に組んできたキム・ミュンギュをいなし、ケージに追いやった赤尾がダブルレッグへ。テイクダウンを取ったが、キム・ミュンギュが蹴り上げから立ち上がる。赤尾が左ミドルを蹴り込み組んでいくと、キム・ミュンギュが左腕を差して態勢を入れ替えダブルレッグへ。尻餅をついた赤尾は左手をついて耐えようとするが、左足を引きあげられ窮屈な姿勢を取らされる。

Kim vs Akao 02と、赤尾はここで背中を見せて立ち上がろうとしたが、右足でボディを跨がれていたため自動的にバックを許す形に。両足をフックし赤尾の背中を伸ばさせたキム・ミュンギュがバックマウントを奪取する。上を向こうとする赤尾の顔面にパンチを叩きこむキム・ミュンギュがRNCへ。仰向けになりつつ右腕を深く差し入れたキム・ミュンギュの前に赤尾がタップ──。呆然とした表情で正座状態になった赤尾の横で、キム・ミュンギュが両手を広げて勝利を喜んだ。

攻め続けられたキム・ミュンギュだが、最初の攻勢で勝負をひっくり返し新バンタム級チャンピオンの座に輝いた。

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