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【Road to UFC S04 Ep02】Fight&Life#108より。ユン・チャンミン戦発表前の青井人「1日あれば――」

【写真】自分の道を追い求める青井。その先に、世界最強の舞台を見ている(C)SHOJIRO KAMEIKE

22 日(木・現地時間)に中華人民共和国は上海のUFC PI上海でRoad to UFC S04 Ep02が開催される。そのフェザー級トーナメント初戦では、DEEPフェザー級王者の青井人が、韓国のユン・チャンミンと対戦することとなった。
Text by Shojiro Kameike

現在発売中のFight&Life#108に青井人のインタビューが掲載されている。インタビュー時点ですでに対戦相手はユン・チャンミンに決定していたが、公式発表はなし。しかし相手が誰であろうと、「昨日の自分より強くなる」という青井は自分の戦いを貫く。ここではFight&Lifeに掲載された青井のインタビューから、内容を一部抜粋してお届したい。


――青井選手はこれまで修斗、DEEPそしてRIZINで戦ってきました。その中で、いつ頃からUFC挑戦を意識していたのですか。

「ずっとその気持ちは持っていました。でも、まだ自分がUFCに出られるようなレベルではないと思っていて。だけどDEEPのベルトを獲得して、年齢的にも『これが最初で最後のチャンスかもしれない』という気持ちが生まれてきたんです」

――過去のRTUを視ながら、今の自分なら勝てるという自信はあったのでしょうか。

「そこは考えていなかったです。というのも、過去の自分と今の自分は違うと思うので。『今の自分がどれだけ通用するのか』という興味しかないんですよね。勝てるかどうかは、やってみないと分からない。でも今やっていることを続けていけば勝てるだろう、とは思っています」

――確かにこれまでRTUが3回開催されていた時期の青井選手と、今の青井選手は異なります。2022年に神田コウヤ選手との初戦で敗れて以降、殺傷能力が高まっているという印象が強いです。

「えっ、それは嬉しいです」

――あの敗戦から何か青井選手の中で変わったのでしょうか。

「う~ん……。毎試合、自分をレベルアップさせていこうと意識しています。正直、2日あれば大きく変わると思っているんですよ。しっかり集中して練習していれば、それこそ1日でも変わることができます。その積み重ねで今があるわけで」

青井と同じBLOWS所属の松田亜莉紗は同日のEp01に出場。昨年の女子ストロー級準優勝者のフン・シャオカンと非トーナメント戦で激突する(C)SHOJIRO KAMEIKE

――本誌の締切時点で、RTU1回戦の対戦相手は発表されていません。トーナメント全体を見て、気になるファイターはいますか。

「豪州の選手は強いと思います」

――エターナルMMAフェザー級王者のセバスチャン・スーレイですね。

「他の選手についても調べたけど、まだ分からないところがあって。でも、どんなに強い選手でも狩ることができる瞬間は必ずあります。如何に相手の隙を見つけるか。そのためには自分を律しつつ、流れに任せて、その隙を見つける。僕にとって練習とは、相手の隙を見つける練習やと思っています」

<青井が「MMAの求道者」として殺傷能力を増してきた意識や感覚、練習などを語ってくれたインタビューは、現在発売中のFight&Life Vol.108でお楽しみください>

■視聴方法(予定)
5月22日(木)
午後10時00分~UFC Fight Pass
午後8時00分~U-NEXT(※Ep01から)

■Road to UFC S04 Ep02対戦カード

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ソ・ドンヒョン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
アグラリ(中国)
ムリドゥル・サイキア(インド)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
青井人(日本)
ユン・チャンミン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
リオ・ティルト(インドネシア)
アーロン・タウ(ニュージーランド)

<ライト級/5分3R>
アジズ・ハイダロフ(タジキスタン)
マンシャー・ケイラ(米国)

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