【Road to UFC S04 Ep02】カイウェンがドンヒョンに逆転TKO勝利。準決勝で中村京一郎と激突
【写真】ドンヒョンのローで足を効かされたカイウェンだがパンチの破壊力で試合をひっくり返した。(C)Zufffa/UFC
＜Road to UFCフェザー級決勝／5分3R＞
リー・カイウェン（中国）
Def.2R3分21秒 by TKO
ソ・ドンヒョン（韓国）
サウスポーのカイウェンに対し、ドンヒョンが右ミドルを蹴る。さらにドンヒョンがインローを蹴ると、カイウェンが左ストレートを伸ばす。距離を取ったドンヒョンがインロー、カイウェンが左ストレートで飛び込む。ドンヒョンは距離を取りながらカイウェンの前足にローを集め、そこからワンツーにつなげる。ドンヒョンが右ミドルと左アウトロー、カイウェンもインローとミドルを蹴る。
ドンヒョンが右ミドルを蹴り返すと、カイウェンが鋭いワンツー。ミドルの蹴り合いから、カイウェンがドンヒョンの蹴りに左ストレートを狙う。ドンヒョンは左手で距離を取りつつインローを当て、カイウェンはそこのパンチをまとめるがクリーンヒットはない。ドンヒョンもカイウェンのステップインに右ストレートを狙い、右ボディストレートも放つ。
離れたドンヒョンはインローを的確に当て、カイウェンもインローを蹴り返してパンチで飛び込む。ドンヒョンは右ストレートとインロー、カイウェンもインローを蹴り返す。互いにアウトローを蹴り合い、ドンヒョンが右ミドルからインローにつなげる。終盤、互いにミドルを蹴り合い、ドンヒョンが右ストレートと右ハイを蹴る。
2R、カイウェンは構えオーソドックスにスイッチして右ロー。サウスポーに戻すと、ドンヒョンがすかさずインローを蹴る。さらに左ローで前足を狙うドンヒョン。右ミドルも蹴って、そこからインローにつなげる。カイウェンがパンチで入ろうと重心を低くすると、ドンヒョンが左ハイを蹴る。
ドンヒョンは前手で距離を取りつつインローとミドル。カイウェンがスイッチしても前足にローを蹴る。カイウェンもサウスポーに戻して左ストレートで前に出ようとするが、ドンヒョンは右ストレートを突き刺す。カイウェンは細かく構えをスイッチするが、ドンヒョンが蹴りで試合をコントロールする。
このままドンヒョンペースで試合が進むかに思われたが、カイウェンがオーソドックスに構えて前進。ドンヒョンのジャブに右をかぶせると返しの左フック。さらに右アッパーから左フックを打ち込むと、ドンヒョンが崩れ落ちる。カイウェンは亀になるドンヒョンにパンチを連打し、レフェリーストップで逆転勝利を収めた。
試合後、カイウェンは準決勝で対戦する中村京一郎に向けて「ファッキン・ジャパニーズ・ガイ。お前、死が待っているからな」と過激なメッセージを残した。
