この星の格闘技を追いかける

【Breakthrough Combat03】残念、熊崎夏暉が負傷欠場。春日井たけし、いや寒天マンがスクランブル出場!!

【写真】恐怖を克服することが、強さに通じる。春日井いや、寒天マンらしい出場理由だ(C)MMAPLANET

17日(月)、Progress実行委員会より2月26日(水)に無観客&配信大会として開催されるBreakthrough Combat03の対戦カードの変更と、新たに出場するファイターの発表があった。
Text Manabu Takashima

チェ・ハンギと対戦予定だった熊崎夏暉が練習中の負傷で欠場。「今回、Breakthrough Combat03への出場を予定しておりましたが、右足首を負傷したため、残念ながら欠場することとなりました。対戦相手のチェ・ハンギ選手、並びにBreakthrough Combatの関係者の皆様には、多大なご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。一日でも早く回復し、より強くなって戻ってきますので、今後とも応援のほどよろしくお願い申し上げます」とプレスリリースに欠場のコメントを寄せた熊崎。

キャリア5戦目で迎えた国際戦に燃えていただけに、残念な欠場となる。ともあれ焦りは禁物、盟友・南友之輔と共に万全の態勢を整えて再起に向かってほしい。そんな熊崎の欠場を受けて、チェ・ハンギと戦うことになったのは春日井たけしこと寒天マン、だ!!


リリースによると熊崎の欠場を受け、長谷川賢Progress実行委員が関係各所に声を掛けたものの3月から5月と国内大会のカード編成が進むなかで、ショートノーティスで国際戦を承諾する出場できる選手は、なかなか現れなかった。

長谷川の打診先には寒天ファイトスピリットジムで東海地域のファイターのプロ練習をリードする春日井も含まれていたが、春日井自身から「目星をつけていた選手は戦うことができなかったので、僕が戦います」という返答があったという。

今大会でイ・ジュンヨンと対戦する上田将年が、昨年10月のBloom FCに出場した経緯を思い出させる漢気出場だが、試合まで10日という状況で春日井は「バンタム級の体を創れない。フェザー級で2R制なら出られます」という条件は提示したという。つまりは、しっかりと勝つつもりでチェ・ハンギと相対するということだ。

春日井は2022年5月のHEATで現役引退マッチを行った一方で、現役バリバリの選手たちとトレーニングを続けており、マスクをつけて寒天マンとして実戦の場に復帰。グラップリングやNariagariのキック、MMAを引き続き戦ってきた。自分の弱さを克服するために強さを追求した春日井らしい出場理由がありながら今回のプロMMAマッチ出場も、あくまでも寒天マンとして一面を強調する姿勢を貫いている模様だ。

それでもProgress実行委員会からは、マスクの使用だけは認められなかったが、Breakthrough Combatで初めてMMAで5分✕2R戦が実施されることになった。このフェザー級及び2回戦への変更も、通常体重が70キロ弱のチェ・ハンギは「とにかく日本で試合がしたい」とい二つ返事で了承し、晴れてチェ・ハンギ✕寒天マンが正式決定となった。

以下、リリースにあったチェ・ハンギ戦に向けての寒天マンの決意表明だ。

寒天マン
「試合がしたくて、試合をするんじゃない。試合が怖くてやめた人間だし、緊張するし、大怪我するかもしれない。だから戦うんです! 身体が動かせるうちは。自分に試合という名の不快感を与えて、それを脱しようとする事で成長出来ると信じているので! レベルアップするには、戦いの場に立たないといけない。自分との勝負! 相手の映像をみて研究なんて必要ない! 試合当日は今、出来るベストパフォーマンスを出せるようにやり切ります!」


■視聴方法(予定)
2月26日(水)
午後6時30分~THE 1 TV YouTubeチャンネル

■Breakthrough Combat03対戦カード

<Progressフェザー王座決定戦/5分3R>
竹内稔(日本)
須藤拓真(日本)

<フライ級/5分3R>
イ・ジュンヨン(韓国)
上田将年(日本)

<バンタム級/5分3R>
トレント・ガーダム(豪州)
竹本啓哉(日本)

<フェザー級/5分2R>
チェ・ハンギ(韓国)
寒天マン(日本)

<フライ級/5分3R>
ベ・ジョンウ(韓国)
山崎蒼空(日本)

<Progress 60キロ契約/5分2R>
神龍誠(日本)
エリック・メネギン(ブラジル)

<Progress68キロ契約/5分2R>
大脇征吾(日本)
中島太一(日本)

<Progress 87.5キロ契約/5分2R>
グラント・ボクダノフ(米国)
二ノ宮寛斗(日本)

PR
PR

関連記事

Movie