【PFL2019#02】地元のファンのブーイングにも抑え込み続けたハリソンが、3P獲得
<フェザー級/5分3R>
アンドレ・ハリソン(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ピーター・ペティス(米国)
地元のハリソン、昨年はベスト4で涙の飲んだハリソンに対し、初参戦のペティスはサウスポーの構えから右の蹴りのフェイントを見せ左ローを蹴っていく。左ローを返したハリソンはダブルレッグでケージにペティスを押し込み、テイクダウンに成功する。背中をつけないよう耐えるペティスの腰をコントロールしたハリソンが、サイドで抑え込む。ハリソンはワキ腹にヒザを入れ、右のパンチを打っていく。ハリソンが2分以上、サイドで抑えたまま初回が終わった。
2R、右ジャブを当てたペティスが、ハリソンのダブルレッグを切り左ミドルを蹴りこむ。続く飛びヒザの着地に組みついたハリソンがテイクダウン。細かいパンチを入れ、ハーフで抑えるハリソンに対し、ペティスが残り1分を切りハーフガードから潜る。ハリソンの反応に合わせて立ち上がろうとしたペティスだが、バックを許す。座った状態でペティスが正対しようとし、ハリソンが肩固めの要領で抱えたところで5分が終わった。
最終回、左オーバーハンドを見せたペティスがパンチを纏める。勢いに押されるようなテイクダウン狙いを切られたハリソンだが、逆を取り直しワンツーで前に出ながらダブルレッグへ。ヘッドロックでスプロールしたペティスは飛びヒザを放ち、自ら組んでいく。しかし、逆にケージに押し込まれたペティスは小外掛けでテイクダウンを奪われる。
ケージを背負い座ったペティスの左手を取り、背中をつかせたハリソンがここもサイドを取る。地元のファンからついにブーイングを浴びるようになったハリソンは、構わず抑えて試合の経過を待つ。立ち上がろうとしたペティスをサイドバックで組み伏せたハリソンが、RNCへ。体を制することができておらず、胸を合わせたペティスが起き上りながらダブルレッグ。ハリソンがギロチンで背中をマットにつけたところで試合終了に。
文句なしの判定勝ちを手にしたハリソン、3Pの獲得となった。