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【PFL2019#02】昨年準優勝のサイラーが、ラバダノフのテイクダウンで敗れ黒星発進に

<フェザー級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
スティーブン・サイラー(米国)

ワンツーやミドルキックで軽快に攻めるザイラーに対し、ラバダノフがダブルレッグでテイクダウンを奪う。2度に渡りギロチンを狙い、諦めたサイラーは左腕を抱えラバダノフが立ち上がると右足を抱えて腰を切る。腕を与えず正対したラバダノフに対し、サイラーは頭を抱えていく。これを解き、ラバーガードからオモプラッタを狙ったサイラーだが、ラバダノフはここも対処し、その動きに反応されても立ち上がることを許さずハーフでトップをキープする。ラバダノフが鉄槌からパンチを連打したところで初回が終わった。

2R、サイラーの右ローに対してラバダノフは、スネに右ローを蹴り返す。左ジャブを伸ばすサイラー、ラバダノフは右ローを続ける。ダブルレッグでテイクダウンしたラバダノフは、スクランブルでバックを取る。正面に回り、両ワキを差したラバダノフのヒザ蹴りが急所に入り試合が中断する。再開後、右アッパーで前に出たサイラーの左フックに、ラバダノフがダブルレッグを合わせる。サイラーはハーフバタフライを越えられ、ハーフで抑えられる。ラバダノフは左のパンチを入れスクランブルでバックを狙う。後方にフリップしたサイラーは、ここからのスクランブルでラバダノフをギロチンに捕らえるもタイムとなった。

3R、右アッパーを放ったサイラーが自分の方から組んでいく。クリンチ戦もラバダノフは内股で投げ、トップを奪う。スクランブルでバックに回ったラバダノフが両足をフック、RNCに腰を上げ前方に落とそうとサイラーが試みる。横に回り寝技に持ち込んだラバダノフが、ゲイブルグリップでタイトに絞める。右手を取り防いだサイラーが胸を合わせてトップを取り、ハーフながらクルスフィックで左パンチを落とす。左足をすくってハーフからのバタフライスイープを狙ったラバダノフを殴るサイラーが、勝負を掛けたギロチンへ。

しかし、ケージに詰まって窮屈な態勢で頭を抜かれ下にされる。このままタイムアップとなり、昨年の準優勝者が初戦で敗れた。


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