【ONE WS05】試合結果 ソン・ミンジョン、WSの域を越えた勝利。鈴木祐子は逆転RNCで一本勝ち
【写真】ソン・ミンジョン✖アラン・フィルポット戦は、中継内で勝者の次戦は本戦になるだろうと言及されていたが、果たして(C)ONE
25日(木・現地時間)にシンガポールで開催されたONE Warrior Series05にはJ-MMA縁の海外勢、そして日本人選手も多く出場した。
メッチメイクの発表時点で、「なぜウォリアーシリーズ?」という声が挙がっていたROAD FCフライ級王者ソン・ミンジョンは、アラン・フィルポットに蹴り足を掴まれてテイクダウンを何度も奪われながら、徹底して打撃戦を繰り広げた。そして勝負どころでテイクダウンを決め、最後はバックマウントからツイスターのようなクラッチでフィルポットからタップを奪っている。
パンクラスで徳留一樹に敗れているキーラン・ジョブリンは、来日よりずっとワイルドな風貌になっており、ジョシュア・ハードウィックをテイクダウンからパンチとエルボーで削りまくり、TKO勝ちを手にした。
3人出場した日本勢は、鈴木祐子がソ・ジヨンの打撃に苦しみながら、初めて決まったテイクダウンからRNCまで結び付けてONE WS初勝利。打撃という部分では、まだまだ課題が残る鈴木だからこそ、この勝利の意味は大きい。
この他、しくわこうじはONE裁定では勝利もあり得るかと思われた打撃の攻勢も、テイクダウンから下になる場面が多く判定負け。同様にチーム・ラカイ新加入のジェリー・オルシムと対戦した櫻井裕康も、テイクダウンから下になるとスクランブルに持ち込むができず、ガードで過ごす時間が多くなり判定負けを喫した。
ONE Warrior Series05 | ||
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<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R> | ||
○カルロス・プラッツ(ブラジル) | 2R4分45秒 TKO | ×グンダー・カルーダ(コンゴ) |
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R> | ||
○アフメド・ファエズ・アヌアー(ブルネイ) | 2R4分53秒 腕十字 | ×パージープ・クマー(インド) |
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R> | ||
○ジェリー・オルシム(フィリピン) | 3R 判定 詳細はコチラ | ×櫻井裕康(日本) |
<バンタム級(※65.8キロ)/5分3> | ||
○ソン・ミンジョン(韓国) | 2R4分38秒 ネッククランク 詳細はコチラ | ×アラン・フィルポット(英国) |
<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R> | ||
○プンニャ・サイ(ミャンマー) | 3R 判定 | ×シャフカット・カジャクワ(トルクメニスタン) |
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R> | ||
○キーラン・ジョブリン(ニュージーランド) | 3R2分47秒 TKO 詳細はコチラ | ×ジョシュア・ハードウィック(米国) |
<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R> | ||
○クリスティ・オーブス(豪州) | 2R3分57秒 TKO | ×クラウディア・ディアス(スペイン) |
<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R> | ||
○リック・アルチン(豪州) | 3R 判定 詳細はコチラ | ×しくわこうじ(日本) |
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R> | ||
○モウド・ノー・ヒデヤット(ブルネイ) | 1R4分10秒 三角絞め | ×サンヤ・コンガトン(タイ) |
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R> | ||
○イスマエル・バンティワン(フィリピン) | 2R5分00秒 TKO | ×アリフ・イズディン(マレーシア) |
<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R> | ||
○ネハ・カシャップ(インド) | 1R1分59秒 TKO | ×ロシュニー・ハイラ(マレーシア) |
<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R> | ||
○鈴木祐子(日本) | 1R RNC 詳細はコチラ | ×ソ・ジヨン(韓国) |
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R> | ||
○フィリップ・キム(豪州) | 3R RNC | ×パク・テホ(韓国) |