【Gladiator009】詳細─01─日韓対抗戦初戦は竹本が完勝。大翔はグラジエイター初陣でヤックル下す
【写真】Wardogの柿原勇気代表とグラジエイター初勝利のツーショット (C)MMAPLANET
14日(日)に大阪市城東区の城東区民センター、KADO-YAがもよんホールで開催されたGLADIATOR 009から日韓対抗戦第1試合=竹本啓哉✖キム・ジンクック、17歳のWardogフライ級チャンピオン大翔のグラジエイター初陣の模様をお伝えしたい。
<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
Def.1R0分58秒by RNC
キム・ジンクック(韓国)
ロードFCのアマ部門=セントラルリーグからWardogでプロデビューし、1勝1敗の戦績のキム・ジンクック。1月には手塚基伸に判定負けを喫している相手の右ローに組みついた竹本が、そのままバックに回り込む。竹本は右足をキムの左ヒザ裏まで差し込み、自ら後方に倒れこむと四の字フックから一気にRNCを極めた。
<フライ級/5分2R>
大翔(日本)
Def.3-0
ヤックル慎吾(日本)
試合開始直後にダブルレッグでヤックルをケージに押し込み、肩に抱えあげてスラムした大翔は、そのままの勢いで自らは前転しトップを奪う。ヤックルはクローズドガード&ネルソンから左腕を極めてリバーサルに成功、マウントを奪取する。
エルボー&パンチを被弾しながら、上半身を起こした大翔が腰を取ってリバーサル。ケージにヤックルを押し込んで足を抜きつつパウンドを落とす。クローズドに戻したヤックルに対し、大翔は上体を起こしてパウンドを狙った。
2R、ヤックルの左ハイ直後にダブルレッグを決めた大翔はパス、サイド&上四方と動きを止めず、スクランブルに持ち込もうとしたバックに回り込んでワンフックに。ここからRNCを仰向け、うつ伏せの状態で狙い続ける大翔だが右腕がかなり喉下に入ってもヤックルは諦めないで手首を掴みギリギリのところで防御する。
胸を合わせにいこうとするヤックルの動きに合わせ、背中に乗り続ける大翔は後方から勢いのあるパンチを打ちつけ、隙あらば絞めを狙うも最後までヤックルが粘り切る。一本こそ取れなかった大翔だが、しっかりと判定勝ちを収めグラジエイター初戦を飾った。