【ROMAN03】初参戦の竹本、トップキープ&バックテイクのプレッシャーを生かして松本に判定勝ち
<ROMAN COMBATフェザー級/15分1R>
竹本啓哉(日本)
Def.3-0
松本大輔(日本)
互いにサウスポー。竹本が右ロー、右関節蹴りから距離を詰めるも、松本が突き放した。竹本は打撃からニータップで松本に背中を着かせる。クローズドガードの松本は左オーバーフックから襟を掴み、下からパンチを突き上げていく。竹本は松本の腰の後ろで、その右腕手首を押さえ、左ヒジで削る。なんと竹本が襟を掴んで松本を持ち上げ、頭部をケージに叩きつけた。
竹本のヒジを食らい、松本はクローズドガードを解いて足で体勢をずらした。竹本も松本の左袖を掴む。腰を上げて竹本を浮かしにかかる松本。竹本はトップをキープし続ける。松本も竹本の左袖を掴んだ状態で展開はなく、レフェリーがブレイクをかけた。
残り7分、竹本は右インローを蹴る。距離を取っている竹本が右ジャブをボディに伸ばした。松本が右ミドルを蹴った際に足を滑らせ、マットに背中を着いてしまう。竹本は警戒しつつガードの中に入った。松本は竹本の股をくぐって左足を取る。ヒザ十字を狙って回転するも、竹本が足を挟んでディフェンス。さらにバックマウントを狙う。ハーフのバックマウントから左腕を首に回し、襟を掴む竹本。パンチで削りながらトップへ。松本はハーフガードで凌ぐ。
ラペラを掴みに行く竹本に対し、松本は左足の裾を掴んでスイープから、再びヒザ十字を狙う。竹本はトップを奪い、松本の頭部に右ヒザを突き刺す。松本はヒザをガードしながらスイープを狙うが、竹本もバックテイクをうかがう。松本がトーホールド、極まらないとみるやフィフティフィフティから足関節の展開に持ち込むが、そのままタイプアップに。
松本の動きに対し、バックテイクのプレッシャーをかけ続けた竹本が、ユナニマス判定勝ちを収めた。