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【ONE90】東京大会に仙三の出場が正式決定!! 若松佑弥&和田竜光に勝利しているキンガドと対戦

Senzo vs Kingado【写真】構え、距離、重心の高さ、仙三とキンガドのMMAの違いが如実に表れてる (C) PANCRASE

17日(日)に東京都台東区の新木場スタジオコーストで開催されたPancrase303でONE Championship JAPANの秦アンディ英之氏と共に、デカゴンで両者のパートナーシップに関してファンの前で語ったパンクラス酒井正和代表の口から、31日(日)に隅田区の両国国技館で行われるONE90「A NEW ERA」への仙三の出場が明らかとされていたが、18日(月・現地時間)にONEより、フライ級ワールドGPでダニー・キンガドと対戦することが正式発表された。


デメトリウス・ジョンソン✖若松佑弥、和田竜光✖イヴァニウド・デルフィーノ、カイラット・アクメトフ✖リース・マクラーレンという試合が組まれているONEフライ級ワールドGP準々決勝で、フライ級キング・オブ・パンクラシスト仙三がダニー・キンガドと対戦することが決まった。

当初の予定ではキンガドはバリ在住の米国人グラップラー=アンドリュー・レオーネと対戦予定だったが、レオーネの負傷欠場で仙三が代替出場を果たすことになった。2017年8月にマモルを倒しパンクラス・フライ級の頂点に立った仙三は、昨年2月に現在はONEと契約する若松と激しい打撃戦の末、ヒザ蹴りによるTKO勝ちでタイトル防衛に成功していた。

当時より海外進出を目指していた仙三は今年に入りパラエストラ千葉ネットワークに移籍し、ONE出場の交渉を続けていた。一説によるとUFCと同様に37歳という年齢がネックとなり、交渉は難航しているという話も伝わっていたが、パートナーシップの後押しがあったのか東京大会出場の朗報が届くこととなった。

2004年にボクシングで東日本フライ級新人王となった仙三は、8戦8勝のレコードを持ち、ブランクを経てMMAへ転向した。スプロールを磨くことで初動の見えないジャブなど、ソリッドなボクシングを武器にフライ級KOPの座に辿り着いた。

対するキンガドは若松だけでなく、DEEPフライ級王者の和田竜光にも勝利しているチーム・ラカイに所属する23歳の新鋭だ。ラカイ勢に共通する散打をベースに若松からはテイクダウンやバックマウントを奪い、和田を相手にしてもスクランブルの強さを見せ接戦をモノにした。

仙三は19戦のMMAキャリアで、外国人との対戦は2015年7月に豪州HEX FSフライ級王座決定戦で後のTUFファイター=チャーリー・アラニツに判定負けを喫した一戦しか経験していない。アラニツは決してフィジカルの強いタイプでなかったが、キンガドはフックを強振し体の軸がブレたと思いきや、そのままのダブルレッグに入れるなど肉体的な強さと高い身体能力を誇っている。

打ち合い上等ファイトもやってのける仙三だが、キンガド戦ではテイクダウンを切り、関節蹴りを警戒しつつ、ジャブを堅実に当てて勝機を広げたい。

■ONE90対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
[挑戦者]青木真也(日本)

<ONE世界女子ストロー級(※56・7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]シィォン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]アンジェラ・リー(米国)

<ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン(米国)
[挑戦者]長谷川賢(日本)

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
[挑戦者]ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
若松佑弥(日本)

<ONEライト級(※77.1キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)

<キック72キロ契約/3分3R>
ヨーセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)
アンディ・サワー(オランダ)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
仙三(日本)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP 準々決勝/5分3R>
和田竜光(日本)
イヴァニウド・デルフィーノ(ブラジル)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
リース・マクラーレン(豪州)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
V.V Mei(日本)
クセニア・ラチコワ(ロシア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ゲイリー・トノン(米国)
アンソニー・アンゲレン(オランダ)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
ハキーム・ハメック(フランス)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
パニコス・ユーサフ(キプロス)
モハマド・ビン・マフムード(マレーシア)

<キック・フライ級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ヨゼフ・ラシリ(イタリア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ユン・チャンミン(韓国)
バラ・シェッティー(インド)

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