【ONE90】東京大会、全カード発表。V.V Mei、トノンも出場で全16試合──トイレ休憩は大丈夫?
【写真】いよいよ1カ月と迫ったONE東京大会の対戦カードが出揃った。チケットはA席とB席が、10日前で9割出ており売り切れ必至の状態だとか……まだ入手していないファンは大急ぎで確保することをおススメしたい(C)ONE
27日(水・現地時間)、ONE Championshipより3月31日(日)に東京都墨田区の両国国技館で開催されるONE90「A New Era」の全カードが以下のように発表された。
<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
[挑戦者]青木真也(日本)
<ONE世界女子ストロー級(※56・7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]シィォン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]アンジェラ・リー(米国)
<ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン(米国)
[挑戦者]長谷川賢(日本)
<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
[挑戦者]ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
若松佑弥(日本)
<ONEライト級(※77.1キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
<キック72キロ契約/3分3R>
ヨーセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)
アンディ・サワー(オランダ)
<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
アンドリュー・レオーネ(米国)
<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP 準々決勝/5分3R>
和田竜光(日本)
イヴァニウド・デルフィーノ(ブラジル)
<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
リース・マクラーレン(豪州)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
V.V Mei(日本)
クセニア・ラチコワ(ロシア)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ゲイリー・トノン(米国)
アンソニー・アンゲレン(オランダ)
<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
ハキーム・ハメック(フランス)
<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
パニコス・ユーサフ(キプロス)
モハマド・ビン・マフムード(マレーシア)
<キック・フライ級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ヨゼフ・ラシリ(イタリア)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ユン・チャンミン(韓国)
バラ・シェッティー(インド)
全16試合、MMAが12試合でうち──4試合が世界戦で、2階級ワールドGP準決勝が5試合組まれ、Super Seriesは4試合でムエタイとキックボクシングがそれぞれ2試合と秋元皓貴の5年11カ月振りの国内でのファイト、そして格闘代理戦争2ndシーズン覇者ながら12月に木下毅顕に壮絶なKO負けを喫したユン・チャンミンが公約通りラインナップに顔を揃えている点だ。
12月の第1弾カード発表時よりも、今大会がONE史上最大のカードであり、日本のファンにとって日本人選手、日本に馴染みのあるファイターが大挙出場することは明白であったが、このように全カードが並ぶと圧巻といえる。
日本に馴染みのないカードであっても、フライ級ワールドGP準々決勝のカイラット・アクメトフ×リース・マクラーレンのようにONEを以前からフォローしていたファンにとっては、極上のマッチアップが組まれていることが目を引く。元ONE世界フライ級王者のアクメトフはグレコローマン・ベースのレスリング&ボクサーで、25勝2敗という恐るべき戦績を誇る。2つの敗北はアドリアーノ・モライシュとジェヘ・ユースタキオにベルトが賭けられた試合で接戦を落としたに過ぎない。
対するマクラーレンはバンタム級時代にビビアーノ・フェルナンデスに挑戦し、スプリットで惜敗を喫した27歳のグラップラーだ。フライ級転向後は3連勝中で、直近の試合では和田に判定勝ちを収めている。
まさに新しい時代の到来が期待できるONE日本大会=A NEW ERAだが、心配なのが2点。現時点で午後3時開場で、午後4時スタート(※その後、ドアオープンが午後2時半、イベント開始が午後3時半に改められた)。7時間のロングラン大会を予定しているようだが、それでも開始時間を繰り上げる必要があるのではないかというボリューム、そして会場にいるファンがトイレ休憩を取れるのか──という2点だ。