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【Bellator217】ユーロ・シリーズ?! 注目はメインのギャラガーとプレリミのデイヴィス、2つの再起戦

Bellator217【写真】定番といって良いフェイスオフだったギャラガー✖グラハム(C)BELLATOR

22日(金・現地時間)、23日(土・同)にアイルランドのダブリンは3Aアリーナで開催されるBellator217「Gallagher vs Graham」の計量が行われた。


まるで2週間前にスタートを切ったユーロシリーズかと思われるほど、アイルランド勢がズラリと並んだ今大会。メインは昨年8月にバンタム級に転向しプロ初黒星を喫したジェイムス・ギャラガーの復帰戦だ。対戦相手のスティーブン・グラハムは、これがベラトールデビュー戦で戦績は6勝3敗の米国人──完全な金魚がギャラガーに用意されたといっても過言でない。

ファンの応援歌を背に計量のステージに上がったギャラガーは、フェイスオフでグラハムが鼻を近づけると両拳を握って胸を突き飛ばす。それ以上の混乱にはならなかったが、ギャラガーを始め多くのアイリッシュMMAファイターが如何にコナー・マクレガーの影響を受けているのかが伝わってくる公開計量での振る舞いだった。

Davis4試合のメインカードに5人のアイルランド人選手、12試合のプレリミに9人のアイルランド人選手と8人の英国人選手が出場するなか、プレリミで1年10カ月振りのベラトールで戦うアルフィー・デイヴィスが気になる存在だ。

キックボクシング・ベースで多彩な蹴り技を持つデイヴィスは、昨年10月のKSWロンドン大会でレシェク・クラコフスキのテイクダウンに敗れ今回が再起戦となる。イタリアのダニエレ・スカティッチィを相手に、組技に対応したうえで、かつてカカト落としでKO勝ちした経験のあるデイヴィスが、持ち味の蹴り主流のファイトをいかに見せることができるのか注視したい。

■ Bellator217計量結果

<バンタム級/5分3R>
ジェイムス・ギャラガー: 136ポンド(61.69キロ)
スティーブン・グラハム: 135.6ポンド(61.5キロ)

<ライト級/5分3R>
ピーター・クイリー: 155.4ポンド(70.48キロ)
マイルズ・プライス: 155.4ポンド(70.48キロ)

<ウェルター級/5分3R>
キーファー・クロズビー: 170.6ポンド(77.38キロ)
ダニエル・オレニジャク: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級/5分3R>
リッチー・スモーレン: 145.2ポンド(65.86キロ)
アダム・グスタブ: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ミドル級/5分3R>
チャーリー・ウォード: 184.8ポンド(83.82キロ)
ジェイミー・スティーブンソン: 185.2ポンド(84.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ポール・レッドモンド: 156ポンド(70.76キロ)
チャーリー・リアリー: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ウェルター級/5分3R>
リチャード・キーリー: 170.4ポンド(77.29キロ)
ミケール・ブシェー: 169.4ポンド(76.83キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ウォルター・ガハージャ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ルーベン・クロフォード: 170.8ポンド(77.47キロ)

<フライ級/5分3R>
ライアン・カーティズ: 125.8ポンド(57.06キロ)
ルイス・ゴンザレス: 124.8ポンド(56.6キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
レア・マコート: 146ポンド(66.22キロ)
ハティジェ・オゾウト: 148ポンド( 67.13キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ユニ・ハザフィアリゾン: 142ポンド(64.41キロ)
オルガ・ルビン: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ミドル級/5分3R>
ウィル・フローリー: 185.4ポンド(84.09キロ)
ショーン・テイラー: 190.4ポンド(86.36キロ)

<165ポンド契約/5分3R>
ダニエレ・スカティッチィ: 164ポンド(74.38キロ)
アルフィー・デイヴィス: 164.2ポンド(74.47キロ)

<ライト級/5分3R>
サム・スレーター: 155.2ポンド(70.39キロ)
クリス・ダンカン: 155.2ポンド(70.39キロ)

<フェザー級/5分3R>
ディレン・ローガン: 145.6ポンド(66.04キロ)
アンドリュー・マーフィー: 145.2ポンド(65.86キロ)

<138ポンド契約/5分3R>
アイアン・クリアリー: 138.4ポンド(62.77キロ)
ジョージ・コートニー: 138.4ポンド(62.77キロ)

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