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【Wardog20 X Grachan38】ワードッグ&グラチャン興行に流離いのモンゴリアン=バットムンクが出場!!

Batmunkh【写真】盟友バットエルディンが非常に表情豊かで社交性のある人物という印象が強いのとは対照的に、バットムンクは朴訥さに溢れているファイターだ (C)MMAPLANET

25日(火)、Grachanより1月27日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるWardog Cage Fight 20 X Grachan38にブレンゾリグ・バットムンクが出場することが発表された。


1月の恒例行事となっているワードッグとグラチャンの合同興行は、常打ち会場となっていった世界館でなく、豊中市庄内に11月にオープンした176BOXで開かれる。

大阪北部から兵庫県丹波地方を経て、日本三景=天橋立がある京都府宮津まで縦貫する国道176号線がその名の由来となっている176BOXは、フットサル・コートを持つ国内最大級のクロスフィットジムのスペースを使用──11月にオープンしたばかりのキャパ1000人のプロレス会場だ。

Batmunkh vs Pereira世界館の4倍近いキャパを誇る新会場ではワードッグが10試合、グラチャンが5試合組まれる。そのグラチャン・マッチの1つにバットムンクが出場することとなった。ソウル在住のモンゴル人ファイターは今年の9月にHEATウェルター級王座決定戦で体重オーバーのミシェル・ペレイラにRNCで敗れ──結果はノーコンテスト──、11月にはキルギスのWEFでウェルター級王者アルチンベック・ママシェフに挑戦も再びRNCで敗れた

とはいっても、この試合でもRNC前に反則の後頭部へエルボーを受け、抗議したところでチョークを極められるというバットムンクにとっては悪夢のような試合展開だった。

今回、バットムンクと対戦する植山豊は2013年9月以来、実に5年4カ月振りの実戦復帰となる。当然のようにブランクは気になるところだが、そもそもバットムンクはウェルター級では厳しい戦いが続いているものの、ライト級では韓国のAngel’s FightでHEATライト級王者オク・レユンから判定勝ちしているファイターだ。

グラウンドには穴があるバットムンクだが、組んで倒すという局面に持っていくこと自体が簡単ではない。ONEやROAD FC、クンルン・ファイトにロシアのMFPで戦績積み重ねて来た流離いのモンゴリアン=バットムンクの打撃の強さ、もしくは寝技での脆さ──どちらが見られることになるだろうか。前者になれば、危険なファイトになる可能性は十分にある。

なお同大会ではワードッグ・フライ級王座決定戦=大翔✖N.O.V戦も組まれている。

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