【NFC01】その名も遊牧民FC。モンゴルで、新大会旗揚げ。テムーレン、ナンディンエルデンらが出場!!
【写真】ポテンシャルの高さは間違いない(C)MMAPLANET
27日(日・現地時間)、モンゴルの首都ウランバートルはM Bank アリーナで、Nomadic Fighting Championshipの旗揚げ戦が行われる。
Text by Manabu Takashima
ONEや日本でジワリとそのポテンシャルを発揮しつつあるモンゴルMMA界で、新たなに胃炎とが立ち上げられる。その名もずばりNomadic=ノマディック(遊牧民)FCは、キックボクシングが1試合、ムエタイが2試合、MMAが5試合、さらにサブミッショングラップリング1試合というONEを思わせる多種のスタイルが見られる構成となっている。
全ての試合にモンゴル人ファイターが出場し、タイ、ウズベキスタン、カザフスタン、豪州、キルギスと国際戦を戦い、サブミッショングラップリングのみモンゴル対決が組まれている。
メインは韓国籍も取得したナンディンエルデン・キム・インソォンが、リキット・タナウィットと戦うキックボクシング戦。そのナンディンエルデンと同様に韓国在住のブレンゾリグ・バットムンクはMMAウェルター級でウクライナのヴィタリ・ヅビナ戦が組まれている。
この他、グラジエイターでバンタム級のベルトを巻いたテムーレン・アルギルマーがバンタム級でカザフスタンのバギラン・ザカンシャと戦が用意されている。
昨年7月に南友之輔に手痛い2RKO負けを喫して以来の復帰戦は、1年ぶりの母国での試合となる。打、組み共に破壊力がありながら、竹中大地、シンバートル・バットエルデネという実力者との試合が続き、まさかの4連敗中のテムーレンが、どのようなパフォーマンスを見せるのかは気になるところだ。
また第1試合のムエタイには日本でMMAやボクシングを戦っているデッチプールも出場。今大会はムエタイも全て3分3Rだ。
なお当初の予定では同じ週末に新体制となったMGL-1FCも、ウランバートルの中心スフバートル広場近くにあり、朝青龍が買い取ったサーカス会場で新生MGL-1FCのイベントの行う予定だったが、しっかりと準備期間を置き大がかりな大会を行うという理由で6月に延期されたという話も伝わっている。
同大会にはシンバートル、オトゴンバートル・ホルドバートル、ダギースレン・チャグナードルジというグラジで活躍したファイターや、日本や韓国から選手を招聘するという話を伝わっており、正式発表が待たれる。