【Pancrase302】中原由貴が1年2カ月振りにデカゴンへ、中島太一と。井上学&米山千隼も出場
【写真】中原がパンクラスに1年2カ月振りに出場する(C)KAORI SUGAWARA
1日(月)、パンクラスより12月9日(日)に東京都江東区のスタジオ・コーストで開催されるPancrase302で中島太一✖中原由貴のフェザー級戦など5試合が組まれることが発表されている。
同大会ではすでに手塚裕之✖村山暁洋のウェルター級戦、上田将竜✖小川徹と中村龍之✖鈴木千裕という2つのフライ級マッチ及び、女子フライ級でライカとブラジルのエドナ・トラキナスが相対する4つの5分✖3Rマッチが行われることが明らかとなっていた。
今回決まった中島✖中原の一戦は、正規王者ナザレノ・マレガリエがPFL参戦中で暫定王者ISAOも負傷欠場中であるフェザー級戦線で、次期タイトルチャレンジャーの座を争う一番になることは間違いない。
9月大会で田村一聖を破り一躍ランキング1位に踊り出た中島に対する中原は、実に昨年10月の田中半蔵戦以来の実戦となる。昨年の10月の時点でタイトルコンテンダーの資格を持っていた中原だが、ステップアップを目指しタイトル戦に名乗りを挙げることがなかった。
その中原が雌伏の時を経て、デカゴンに戻ってくる。ここ一番のトップ奪取で田村に競り勝った中島に対し、組みの強さは絶対の中原がこの1年の時を経ていかなる局面において、どのような成長を成し遂げてきたのかを確認したいマッチアップだ。
また今回の発表では初の国際戦でTKO勝ちを手にした林太陽と、中堅突破を狙いたい福島秀和のバンタム級戦も5分✖3Rで組まれ、さらに3分✖3R戦では初代バンタム級KOP井上学の7年振り、そしてバンタム級ではGrachanで連勝中だった米山千隼のパンクラス初参戦も伝えられている。
藤井伸樹のプロ修斗転出からの井上学の再参戦、米山のデカゴン初陣とジワリと地盤の変化が見られるJ-MMA──となっていくのか、今後の各プロモーションの決定カードに注視していきたい。