【HEAT43】春日井たけし、2年半振りのバンタム級戦で王者キム・ミュンギュに挑戦。ペレイラも再来日!!
【写真】フライ級王者の春日井が、バンタム級王者のキム・ミュンギュに挑むことが決まった (C)MMAPLANET
16日(月)、9月17日(月・祝)に愛知県刈谷市の刈谷市産業振興センターあいおいホールで開催されるHEAT43の対戦カードが発表された。
当初HEATフライ級チャンピオンの春日井たけしは、UFC世界王座を擁するジムの所属選手と防衛戦を行う予定だったが、今回の発表で5月大会において赤尾セイジを破り新バンタム級王者となったキム・ミュンギュに挑戦することが判明した。
春日井は2016年3月に手塚基伸を下し、バンタム級王座を獲得したもののフライ級でUFCを目指すためにベルトを返上し、その後はHEATとパンクラスで、フライ級で5試合を戦ってきた。昨年12月に負傷を押して戦ったアズマット・カレフォフにノンタイトル戦で敗れ、4月のマモル戦は負傷欠場、再浮上を目指すうえで今回のバンタム級王座挑戦はどのような意味を彼が見出しているのだろうか。
フェザー級でも大きく感じられるほどのチャンピオン=キム・ミュンギュ、厳しい挑戦になることはまず間違いない。
またHEATヘビー級王者イ・サンスにはマリーニョ・オリベイラが挑戦することも明らかとなっている。キャリア2戦2勝と紹介されることもあるオリベイラだが、中国やブラジルの選手は戦績が抜けていることも多く、またHEATのケージではトム・サントス、ミシェウ・ペレイラと外れがないブラジリアン。オリベイラも只者ではないことは十分に予想される。
そして5月のHEAT42で四次元MMAを披露したミシェウ・ペレイラはウェルター級王座決定戦に挑むが、対戦相手はまだ発表されていない。国内他団体のウェルター級を主戦場にしている選手に、ぜひとも名乗りを挙げて欲しいところだ。
この他MMAではライトヘビー級でも王座決定戦が組まれ、チョン・ダウンの出場が決まっている。キックではジムで火災が起こったダニロ・ザノリニがカムバックを決意し、韓国のチュ・チョンフンと73キロ契約戦に挑み、鈴木万李弥はダニロの教え子ジョイス・リッチャーと対戦。またミドル級ワンデー4人Tも行われ、現時点ではボリビアのデイヴィッド・ジェイミー、ネパールのヒマラヤン・チーター、ブラジルのブルーノ・ガザーニの出場が決まっており、もう1人は日本人となる予定だ。