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【UFN133】計量終了 最大のファイトウィーク後も、この陣容。イワノフが初戦でメイン、シガノと対戦

13日(金・現地時間)、14日(土・現地時間)にアイダホ州ボイジーのセンチュリーリンク・アリーナで開催されるUFC Fight Night133「Dos Santos vs Ivanov」の計量が行われ全選手がパスしている。


独立記念日ウィーク=インターナショナルファイトウィークという年間最大イベントを終えたUFC。その翌週にも関わらず、粒ぞろいという表現では済まない興味深いファイトが並んだ今大会は、さすに質量ともに世界最高峰を実感させられるラインナップとなっている。

まずアーリープレリム第1試合、WSOF世界ストロー級王者からUFC入りして3年8カ月、ACLの負傷による長期欠場などもあり、未だに白星のないジェシカ・アギラーが出場する。第3試合の女子フライ級にはInvicta世界フライ級王者にして、2度の王座防衛を果たしたジェニファー・マイアがUFCデビュー戦となるリズ・カモージェ戦を迎える。

プレリミの最初の試合はカート・ホロボウの5年3カ月振りのオクタゴン復帰戦だ。ホロボウはこの間、Titan FCでフェザー級王者(現PFLのアンドレ・ハリソンに敗れ、王座陥落)、さらにJZ・カバウカンチを破って同プロ暫定ライト級チャンピオンとなり、DWTNCSを経てUFC再契約を勝ち取った。

対するハオーニ・バルセロスはRFAフェザー級王座を2度防衛し、RFAとLegacy FCが合体したLFAでは試合をすることなくUFCと契約──も、対戦相手の負傷でデビュー戦がキャンセルされ、待望のUFC初戦をホロボウと戦うこととなった。

さらに矢地裕介に勝利しPXCフェザー級王者となり、UFCと契約後も粕谷優介、廣田瑞人を倒した日本人キラーのアレックス・ヴォルカノフスキー──オクタゴン4連勝中の彼が、現在6連勝のダレン・エルキンスと戦う一戦も見逃せない。

アーリープレリミとプレリミで既にお腹いっぱいのところ、メインカードにはチャド・メンデスの2年8カ月振りの実績復帰が用意されている。自ら狩りをし、魚を釣って食材にするなど医食同源的な生活を送っていたと思われていたメンデスは、2016年7月にドラッグテストで陽性となり、2年の出場停止処分を受けた。

今回、処分明けのメンデスが以前のようなフィジカル&レスリング力を誇っているのか。そのリトマス試験紙役となるのがマイルズ・ジェリーと、また絶妙なマッチメイクといえるだろう。

見所だらけの今大会のメインは、元UFC世界ヘビー級王者のジュニオール・ドスサントスが、UFC初戦でヘッドライナーとなったWSOF世界ヘビー級王者からのオクタゴン入りとなったブラゴイ・イワノフを迎え撃つ。

今から10年前にコンバットサンボでエメリヤーエンコ・ヒョードルに勝利し一躍注目の的となったイワノフは戦極を経て、ベラトールへ。現UFCのアレキサンダー・ヴォルコフに敗れたものの6勝1敗、ヘビー級T準優勝というレコードを持ってWSOFとサインをした。WSOFからPFLと5連勝のイワノフは、通算戦績16勝1敗で元世界王者と相対する。

セレモニアル計量&フェイスオフのない大会で、この陣容。本計量後のフェイスオフでは、ファイティングポーズを取るシガノに対し、イワノフは仁王立ちで自信と落ち着きが感じられた。

■ UFN133計量結果

<ヘビー級/5分5R>
ジュニオール・ドスサントス: 247.5ポンド(112.26キロ)
ブラゴイ・イワノフ: 257.5ポンド(116.8キロ)

<ウェルター級/5分3R>
セイジ・ノースカット: 170ポンド(77.11キロ)
ザク・オットー: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
デニス・ベルムデス: 146ポンド(66.22キロ)
リック・グレイ: 146ポンド(66.22キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス: 170ポンド(77.11キロ)
ランディ・ブラウン: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
チャド・メンデス: 146ポンド(66.22キロ)
マイルズ・ジュリー: 146ポンド(66.22キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
キャット・ジンガーノ: 136ポンド(61.69キロ)
マリオン・ルノー: 136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
エディ・ワインランド: 136ポンド(61.69キロ)
アレハンドロ・ペレス: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス: 145ポンド(65.77キロ)
アレキサンダー・ヴォルカノフスキー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<フライ級/5分3R>
ジャスティン・スコッギンス: 125.5ポンド(56.92キロ)
サイド・ヌルマゴメドフ: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
カート・ホロボウ: 145ポンド(65.77キロ)
ハオーニ・バルセロス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子フライ級/5分3R>
リズ・カモーシェ: 125ポンド(56.7キロ)
ジェニファー・マイア: 126ポンド(57.15キロ)

<フライ級/5分3R>
マーク・デラロサ: 125ポンド(56.7キロ)
エリアス・ガルシア: 125ポンド(56.7キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アギラー: 115.5ポンド(52.38キロ)
ジョディ・エスキベル: 116ポンド(52.62キロ)

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