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【ACB79】バタエフがリニャレスからTD&ノックダウンを取れずも、圧力勝ち

<フェザー級/5分3R>
アドラン・バタエフ(ロシア)
Def. Unanimous
マイケ・リニャレス(ブラジル)

左に回るリニャレスが左ミドル、バタエフは左腕を差し出し圧力を掛ける。左ローを続けるリニャレスに右ローを返したバタエフは、左ジャブを伸ばす。リニャレスの左フックに右ストレートを当てたバタエフが、組んできたリニャレスを受け止めてボディロックでケージ際に運ぶ。そのままリニャレス突き放したバタエフは右を被弾しても、構わず強力な勢いから右を返し、左ボディアッパーを打ち込む。

左から右を伸ばし、ボディロックで大きくリニャレスを抱え上げたバタエフがスラムでテイクダウン。バタエフは立ち上がったリニャレスをケージに押し込むも、体を入れ替えられる。バタエフが回ると、押し返したリニャレスが左ハイを見せたところで初回が終わった。

2R、鋭く伸びるワンツーを放ったバタエフはリニャレスの左ハイ、右ローをかわす。と、ダブルの左ジャブに続き、右ストレート。この一発でリニャレスがケージまで下がる。右アッパーを打ち、ボディロックでテイクダウンを奪ったバタエフは、すぐに立ち上がったリニャレスをケージに押し込む。自ら離れリニャレスのワンツーに距離を取り、ダブルを切ったバタエフ。ボディロックでケージに押し込み、ここも自分から離れたバタエフがワンツーフック、右アッパーを打ち込む。

右アッパーを打ち、ボディロックでケージにリニャレスを押し込んだバタエフがスタンプ、肩パンチを見せる。離れたリニャレスが思い切りパンチを振り回し、左ハイを蹴っていく。バタエフは動じることなくパンチを打ち返した。

最終回、左ジャブを入れたバタエフはワンツー、リニャレスが首相撲からヒザを突き上げる。ここもクリンチで押し込むバタエフは、リニャレスのダブルを切ってクリンチを続行し、大内刈りを潰す。細かいヒザを見せ、間合いを取り直したバタエフに対し、リニャレスはダブルレッグへ。受け止めてクリンチ、ケージに押し込んだバタエフが大内刈りを切り返し、ボディロックテイクダウンを狙う。リニャレスも回って離れると左ハイ。バタエフが右クロスから、右アッパーを入れる。

シングルを切られたリニャレスの左フックをかわし、ここもクリンチに出たバタエフが離れ際に右を伸ばすも空振りに。残り1分、リニャレスのパンチは荒く、直ぐに両ワキを差されてしまう。距離を取り直した両者、リニャレスの左が当たる。直後に右を返したバタエフだったが、リニャレスがここは組んでケージに押し込む。最後はケージ中央でパンチを交換したところで試合が終了、バタエフがジャッジ全員一致の判定勝ちを手にした。

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