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【ONE65】26日のマニラ大会には鈴木隼人が出場。ジェヘ×アクメトフ02と無敗のミタシットにも注目

ONE 66【写真】鈴木×ブライアン、ジェヘ×アクメトフ、パシオ×ミタシットとフライ級とストロー級に注目の試合が組まれたマニラ大会だ(C)MMAPLANET

10日(水・現地時間)、20日(土・同)のジャカルタ大会=ONE64「King of Courage」に青木真也が出場し、マラット・ガフロフとグラップリングマッチで対戦することが決まったばかりのONE Championshipより、翌週26日(金・同)のフィリピン・マニラ大会=ONE65「Global Superheroes」の全対戦カードを発表し、鈴木隼人がヤゴ・ブライアンと戦うことが発表された。


昨年8月にジョシュ・パシオをRNCで破ってONEデビューを飾った鈴木は、11月のフィリピン大会で12月に内藤のび太を破ってONE世界ストロー級王者となったアレックス・シウバに腕十字で一本負けを喫した。

半年で3試合というのはONEと契約している日本人選手のなかで、順調に試合機会が与えられるといって良いだろう。その鈴木と対戦するブライアンは25歳のブラジリアンで、プロ修斗南米ストロー級王者からONEにスカウトされ、初戦ではデェダムロン・ソーアミュアイシルチョークの持つストロー級王座に挑戦した期待の逸材だった。

デェダムロンに判定で屈し、キャリア初黒星を経験する。と、ONEの水が合わなかったのかジアーニ・スッパ、ロイ・ドリゲスにも敗れ現在3連敗中だ。タイトル挑戦への仕切り直しの一戦をノヴァウニオンのグラップラーを相手に戦う鈴木、そのために連敗はあってはならない。

3カ月で2度目のイベントなるマニラ大会のメインはチーム・ラカイの軽量級のエース=ジェヘ・ユースタキオが、前フライ級王者のカイラット・アクメトフと再戦を行う。昨年9月のマレーシア大会でこの両者は戦い、スプリットの接戦をアクメトフが制している。エウスタキーオにとっては母国でのリベンジマッチということになる。

セミにもチーム・ラカイから鈴木に敗れたパシオが出場、タイのポンシリ・ミタシットとのマッチアップだ。ストロー級で世界王座挑戦経験もあり、デェダムロンにも勝利しているパシオと、チェンマイ出身でムエタイで72勝17敗(49KO)というレコードを持ち、MMA転向後の9連勝のミタシットの対戦。東南アジアのMMAをリードするフィリピンのトップジム所属のパシオ勢に対し、選手層は厚くないが急激に力をつけているタイ勢にあって無敗のミタシットが挑む興味深い一戦だ。

ミタシットはイヴォルブ勢に見られるムエタイエリートからの転身でなく、タイのローカルイベント=フルメタルド―ジョーで戦績を積んできた選手で、クリッサダ・コンスリチャイと共に注目の叩き上げMMAファイターというようことでさらに興味がひかれるところだ。

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