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【PFL2026#08】2年半ぶりの実戦へ、ハサン・マゴメドシャリポフ「この階級のトップに登りつめる」

【写真】なかなかのアゴひげだ。これからのキャリアップが本当に気になる (C)MMAPLANET

27日(土・現地時間)、カリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナで開催されるPFL2026#08「San Diego」で、ハサン・マゴメドシャリポフが2年半ぶりに実戦復帰を果たす。
Text by Manabu Takashima

ジョシュア・ウィームスと戦うマゴメドシャリポフは、以前のようにニュージャージーのニック・カトーネMMAでのファイトキャンプを行わず、ダゲスタンのアブドゥルマナップMMAで今回の試合の準備をしてきた。

彼がニュージャージーを訪れなくなったのは、名コーチ=マーク・ヘンリーが指導を辞めたからだと言う。新たな練習環境、それも母国のアブドゥルマナップMMAという名門で今回の試合に備えてきたマゴメドシャリポフに話を訊いた。


マーク・ヘンリーがコーチを辞めたから、もうニュージャージーで練習することはない

――2年半のロングレイオフから実戦復帰。今週末にジョシュア・ウィームスと戦います。今の気持ちを教えてください。

「絶好調だよ。試合に飢えていた。これまでとは違いダゲスタンのアブドゥルマナップのジムで準備をしてきた。とにかく、試合がしたかった。だから準備はできている」

―この間、PFLで3度ほど試合機会がありましたが、欠場しています。何が原因だったのですか。

「時にはケガが原因で、また違う要因が影響したこともあった。でも、もう全て解決している。再び、僕のキャリアを築く時が来た」

――これまで拠点を置いていたニュージャージーでは、もう練習をしていないということでしょうか。

「ニュージャージーを生活の拠点にしたことはない。練習のために訪れていただけで。兄の練習をサポートしたり、他のパートナーと練習したり、そのためにニュージャージーを訪れることが多かったけど、米国に住んだことはない。いつもダゲスタンに住んでいた。

でもマーク・ヘンリーがコーチを辞めたから、もうニュージャージーで練習することはない。マーク・ヘンリーに指導してほしくて、僕はニュージャージーで練習していたから」

――マーク・ヘンリーは、コーチ業から退いたのですか!?

「そうなんだよ。マーク・ヘンリーは僕にとって、とても大切な人だった。僕が初めて米国に行った時から、凄く親切にしてくれて。僕のことを次男だといって、可愛がってくれた。マークから学ぶことは本当に多かった。彼が指導を辞めたニュージャージーに、僕が足を運ぶ必要はない」

――ではダゲスタンにマーク・ヘンリーのようなコーチは存在しているのですか。

「マーク・ヘンリーのようなコーチはいない。彼は特別な人だったから。でも優秀な打撃コーチは、ダゲスタンのアブドゥルマナップのジムには当然いる。打撃だけでなく、グラップリングでも、レスリングでもね。皆と一緒にやっているし、個別コーチのオラフ・アリエフもいる。だから、トレーニングは全く何も問題ない」

――ニュージャージーでのトレーニングと比較して、ダゲスタンでの練習の良さはどういう点にありますか。

「良い・悪いでなく、違いはある。一番大きな違いは、米国では個別指導が多かったことだ。コーチがスパーリングを録画して、それを見ながら一緒に分析をしたりして。ダゲスタンはそもそもトレーニングをしている人数が違う。その分、優れた練習仲間が多い。右を見ても左を見ても、レスリングやMMAのチャンピオンだらけだ。だからスパーリング自体が、途轍もなくタフになる。ハイレベルファイターが3人、4人、5人と常に勝負を挑んでくるから、物凄くハードだよ。

それが試合前のキャンプだからっていうことでなく、普段からそういうタフなトレーニングを同じメンバーでやっている。決して大きな街に住んでいるわけじゃないから、常に顔を合わせている。凄く人間関係がタイトで、ただの練習パートナーじゃない。いつも一緒に練習し、生きている仲間だよ」

日本と日本のMMAのビッグファンだから、日本での戦いをぜひとも経験してみたい

――ハサンが試合に出ていなかった間に、Bellatorの名はMMA界からなくなり、今回がPFLの名の下で初めて戦うことになります。ファイトウィークの過ごし方など、Bellator時代と違う点はありますか。

「何か劇的に違うということはないよ。ベラトール時代に仲が良かった人の顔をいくらでも見ることができる。今、通訳をしてくれているマイク(コーガン※PFLマッチメイカー)のようにね。彼らと一緒にやっていくことは、とても過ごしやすいよ」

――では対戦相手の印象を教えてください。

「真っ向勝負ができるタフな相手だ。手強いと思う。まぁ、良い試合になるだろう。とにかく2年以上も戦ってこなかったから、再びケージの中に戻って戦えることが楽しみでならない。立ち技でも、寝技の展開でも構わない。僕の能力を見せるだけだよ」

――この試合に集中しないといけないですが、まだ25歳のハサンは今後どのようなキャリアップをPFLフェザー級で考えていますか。

「全てのファイターのゴールは、チャンピオンだ。とにかく今回の試合に勝って、もっと多くの試合をしたいと思っている。そうやって、もっと定期的に試合をこなして、この階級のトップに登りつめるつもりだ」

――日本のファンはBellator時代と同じように、RIZINとPFLの交流を期待しています。ハサンは日本で戦うことに興味を持っていますか。

「その話は余り分かっていないけど、ファイターが交流できるのは凄く良いことだよ。世界中でチャレンジできる機会が増えるのは。僕自身、日本と日本のMMAのビッグファンだから、日本での戦いをぜひとも経験してみたい」

■視聴方法(予定)
6月28日(日・日本時間)
午前8時45分~ U-NEXT


■PFL2026#08対戦カード

<フェザー級/5分3R>
AJ・マッキーJr(米国)
サラマット・イスブラエフ(カザフスタン)

<女子フライ級/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
ヴィヴィ・アロージョ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
アレクサンデル・シャブリー(ロシア)
アルフィー・デイヴィス(英国)

<ライトヘビー級/5分3R>
エイブラハム・バブリー(英国)
ロブ・ウィルキンソン(豪州)

<フェザー級/5分3R>
ハサン・マゴメドシャリポフ(ロシア)
ジョシュア・ウィームス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
アリアネ・リプスキ・ダ・シウバ(ブラジル)
ジェナ・ビショップ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジャスティン・ウェッツェル(米国)
サルバツホン・ハミドフ(タジキスタン)

<ライト級/5分3R>
ゲイミット・カイズリエフ(ロシア)
ロレンゾ・パレンテ(英国)

<女子フライ級/5分3R>
シャノン・クラーク(カナダ)
イララ・ジョアニ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
コビー・フェア(米国)
ダニエル・ビジダジアン(米国)

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