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【WEC42】水垣&大沢、ベガスに揃い踏み

大沢ケンジ (C) ZUFFA8月9日(日・現地時間)、ラスベガスのハードロックホテル&カジノのザ・ジョイントで行われるWEC42『TORRES vs BOWLES』の対戦カードが正式発表となった。

【写真】ハニ・ヤヒーラというビッグネームと戦うことが決定した大沢ケンジ、その実力を発揮するときを迎えた (C) ZUFFA

メインは今年の4月のシカゴ大会で対戦予定だったミゲール・トーレス×ブライアン・ボーウェルズの世界バンタム級選手権試合。そのボーウェルズの負傷により、WECデビュー戦で王座挑戦し名勝負を繰り広げた水垣偉弥も出場し、ジェフ・カランとの対戦となる。

判定で敗れはしたものの、WEC首脳が水垣を高く評価しているのは、このカラン戦がVERSUSTVの中継枠に入っていることからも理解できる。しかも対戦相手は、米国最軽量級のビッグネームとはいえ、WECでは苦戦を強いられているカランだけに、水垣の勝利を期待しているマッチアップといえるだろう。


なお、アンダーカードには同じく日本からWECで1勝1敗1分の戦績を残す大沢ケンジも出場する。水垣とは対照的に、無名の強豪との対戦が続いた大沢。今回もアンダーカードで、4大会連続のプレリミナリー出場となるが、対戦相手はメイン級でタイトル挑戦経験もあるハニ・ヤヒーラだ。

寝技の強さはヒクソン・グレイシーも認めているADCC2007世界王者、オランダでキック修行も行っており、非常に厳しい相手といえる。が、だからこそ人知れず確実に成長してきた大沢にとって、その力を発揮するに適した対戦相手といえる。

この他、次期バンタム級挑戦者決定戦の意味合いを持つドミニク・クルーズ×ジョセフ・ベナビデス戦、レオナルド・ガルシアが3月の世界戦以来のカムバックとなるジャミール・マスー戦など、10試合が行われる予定だ。

■WEC42 対戦予定カード

<WEC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ミゲール・トーレス(米国)
[挑戦者]ブライアン・ボーウェルズ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス(米国)
ドミニク・クルーズ(米国)

<ライト級/5分3R>
リカルド・ラモス(米国)
ダニー・カルティーリョ(米国)

<バンタム級/5分3R>
水垣偉弥生(日本)
ジェフ・カラン(米国)

<フェザー級/5分3R>
レオナルド・ガルシア(米国)
ジャミール・マスー(米国)

<フェザー級/5分3R>
フレジソン・パイシャオン(ブラジル)
コール・プロヴァンス(米国)

<ライト級/5分3R>
マーカス・ヒックス(米国)
シェーン・ローラー(米国)

<ライト級/5分3R>
エド・ラドクリフ(米国)
フィル・カルデラ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
大沢ケンジ(日本)

<フェザー級/5分3R>
ディエゴ・ヌン(ブラジル)
ハファエル・ディアス(ブラジル)

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