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【Bellator186】テイクダウン&コントロールからパウンドアウト。ベイダーがヴァッセルを寄せ付けず

<Bellator世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
ライアン・ベイダー(米国)
Def.2R3分58秒by TKO
リントン・ヴァッセル(英国)

いきなりベイダーが組みつくと、ヴァッセルは押し返しケージレスリングに挑む。押し合いベリートゥベリーで投げたベイダーが上を取るも、ヴァッセルはスクランブルから立ち上がって離れると、左ミドルを蹴り込む。直後にダブルレッグでテイクダウンしたベイダーだが、ヴァッセルはブリッジを使用して立ち上がる。インサイドトリップにも、ボディロックでテイクダウンを取ったベイダーが、トップを取りエルボー、立ち上がり際にボディにヒザを突き刺して初回を終えた。

2Rもまずは遠い距離からテイクダウンを決めたベイダー。初回のようにすぐに反応しなくなったヴァッセルは、削られているか。ただし、ここで固まるとさらに削られることは間違いない。ヒザをついた状態で、立ち上がることができないヴァッセルはボディにヒザを受け、立ちがった直後にまた転がされる。

背中をつけてニーシールドも効果がなく左の鉄槌を連続で落とされたヴァッセルは、体力以上に気持ちが削られているようだ。このまま背中を預けるようになったヴァッセルに左のパウンドを連打したベイダーがTKO勝ち、王座初防衛に成功した。


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