【UFN117】9月23日日本大会で、安西信昌が2年振りのオクタゴン復帰=ルーク・ジュモーと対戦
【写真】試合勘をどの時点で取り戻せるのかも、重要になって来る安西(C)MMAPLANET
10日(金)、UFC JAPANより9月23日(土)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるUFC Fight Night117「Shogun vs St.Preux 2」に安西信昌が出場し、ルーク・ジュモーと対戦することが明らかにされた。
安西は一昨年のUFC日本大会=UFN75のロジャー・ザパタ戦以来、実に2年振りの実戦復帰となる。昨年の9月にブラジル大会でルアン・ジャガス戦が決まっていた安西だが、彼自身の負傷により欠場し、回復後もなかなか試合出場の機会が巡って来なかった。
この間にストレスを貯め込むことと同様に、技術の蓄積をしてきた安西は今回の試合に向けて、プレスリリースに以下のような抱負を寄せている。
安西信昌
「2年ぶりの試合です。この間は怪我が多く思うようにいかないこともありましたが、得るものも多くありました。どのような時もUFCファイターということを自覚して、考え行動してきました。それをこの試合にぶつけられると思うとワクワクします。
オファーが来たばかりで対戦相手はまだ良く見られてないのですが、今回の対戦相手のルーク・ジュモー選手の印象は、得意な展開で試合を進めてくる印象です。お互いの積み重ねてきたもののぶつけ合いになると思います。試合ではしっかり勝てると、自分を信じて戦います」
ジュモーは6月のニュージーランド大会にドミニク・スティールを判定で破り、UFCデビューを果たしているキウイ・ファイター。キャリア12勝3敗で2015年5月には台湾のPro FCで日本の三浦康彰に96秒KO勝ち。今では同じUFC契約ファイターとなった中国のリー・ジンリャンとはレジェンドFCウェルター級王座を賭けて戦い、ロープからはみ出た形でのギロチンで敗れている。
安西としてはやはり打撃を見せておいて、いかにテイクダウンに結びつけることができるか。基本、受けが強い印象で待ちのファイトからカウンター狙い──かつ、思い切って踏み込みワンツーやローを蹴っていくジュモーは、直線的&前後の動きが多いファイター。正面突破をすれば効果絶大だが、一発はあるため打撃を散らして組みでフェイクを交え反応させたい。
もしくは打撃の勢いで下がらせ、無理やり思い切り振るってくる右フックにテイクダウンを合わせ、しっかりと背中をつかせる。できればケージに押し込むよりも、ケージの中に向けてテイクダウンを安西としては仕掛けたい。