【DWTNCS04】ファイト・オブ・ザ・ナイト級の激闘でキャンデラリオがカンジドに競り勝つ
<フライ級/5分3R>
カーロス・キャンデラリオ(米国)
Def.3-0
ホナウド・カンジド(ブラジル)
カンジドの左の左に、キャンデラリオが思い切り左を振るう。一気にテイクダウンを決めたガンジドはパス狙いからバックを制する。パンチを入れRNCの機会を伺うカンジドは亀から仰向けにさけ、パンチを連打。キャンデラリオの動きに合わせてバックをキープすると、RNCをセットアップも胸を合わされエルボーを被弾する。
潜りをオーバーフックで切ったキャンデラリオは、スクランブルから離れる。ガンジドはパンチが粗く、テイクダウンはスポロールされパンチを打建てる。それでもシングルでケージまで移動したカンジドだったが、ついに引き込み鉄槌の猛攻にさらされる。ここでキャンデラリオはスタンドに戻り、ワンツーからパンチのラッシュに。頭を下げるカンジドが、ダブルレッグでテイクダウンに成功して命拾い。左のエルボーを落としたカンジドが、窮地を凌いだ。
2R、カンジドの左フックがヒットしテイクダウンへ。切られてガードを取ったカンジドはすぐに立ち上がる。続きシングルレッグのカンジドがパンチを落とされながらテイクダウンを奪う。スクランブルにもボディロックで上を取り返したカンジドはバックに回りワンフック、両足を入れてバックマウントの態勢に。RNC狙いにキャンデラリオが、またも胸を合わせる。初回と同じように潜ると思われたカンジドはヒザ十字を狙う。
ヒザを畳んで耐えるキャンデラリオだが、ヒザをロックされたままボディロックに取られる。足をロックされたままエルボーを落としたキャンデラリオに対し、カンジドは足のロックを解いてガードを取る。続いてヒールフックを仕掛けたカンジドはこれも防がれパスを許し最終回を迎えることとなった。
3R、左を当てたカンジド。キャンデラリオは左ローを入れ、やや待ちの態勢か。ローにシングルレッグを合わせたカンジドはフルパワーでドライブも、ここでルーズに。離れたキャンデラリオは左ハイを受け止める。直後にカンジドはダブルレッグで尻餅をつかせ、大きく持ち上げてテイクダウンに成功する。左のエルボーを落としたカンジドはハーフガードから、そのままマウントを取る。
カンジドはギロチンを狙い、キャンデラリオは腰を押してブリッジ。ここは簡単に背中を有らないでいたが、パンチを落とされ肩固めに捉えられる。スライドしてサイド、マウントに戻ったカンジドは、再び左へ体を滑らせる。キャンデラリオが足を戻すと、カンジドは肩固めを外してパウンドを落とす。
キャンデラリオは立ち上がろうとしたが、バックを許しテイクダウンを許したところでタイムアップに。両者、フィニッシュのピンチを切り抜けた激闘はキャンデラリオが判定勝ちを手にし、契約を勝ち取れるかどうか──次のステージに進んだ。