【DWTNCS04】ムンジアル&ノーギワールド茶帯&修斗南米王者ガンジドが、再試験でキャンダレリオと対戦
早くも折り返し地点を迎えるDana White’s Tuesday Night Contender Series。第4回大会が1日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFCトレーニングセンターで行われる。
今週の5試合が組まれた同大会で、注目は第3試合のフライ級マッチ=カーロス・キャンダレリオ×ホナウド・カンジドという6勝0敗同士の対戦だ。柔道出身、ソウルファイター所属のキャンデラリオは東部のCESでキャリアを重ね5試合でフィッシュしている。
対してカンジドは元々ATOS所属の柔術家で2011年は茶帯でムンジアル(ライトフェザー級)、ノーギワールド(フェザー級)で優勝している。MMAではノヴァウニオン所属となり、6戦目で修斗南米フライ級王者に。ジョン・リネケルから62秒で一本勝ちするなど、6試合全てにおいてRNCでタップを奪っている。
ただし、公式戦では無敗のカンジドだがTUF24では2回戦でエリック・シェルドンに判定負けを喫しており、皮肉なことにその試合が北米MMAファンの間では一番印象に残っているはずだ。同シーズンでは同じ修斗のチャンピオン(世界フライ級)である扇久保博正と仲良く会話をするシーンもあったカンジド。捲土重来、UFCとの契約へは、スタンド&組みつくトライで如何に体力を消耗しないかがカギを握ってくるに違いない。
キャンダレリオは胸を合わせた状態で首相撲へ移行し、鋭いヒザを突き上げることも少なくない。打撃ではキャンダレリオが上を行くことは間違いなく、パンチでダメージを与え組んできたところでバック→パウンド&チョークという勝利の方程式を持つ。
TUF収録後、カンジドも打撃が成長しているだろうが、やはり組みつき方、その後の力を使う配分などが、勝負を分けることになるだろう。
■DWTNCS04対戦カード
<ミドル級/5分3R>
フィル・ホーズ(米国)
ジュリアン・マルケス(米国)
<バンタム級/5分3R>
ジェイムス・グレイ(米国)
キーラー・フィリップス(米国)
<フライ級/5分3R>
カーロス・キャンダレリオ(米国)
ホナウド・カンジド(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
オースチン・アーネット(米国)
ブランドン・デイヴィス(米国)
<バンタム級/5分3R>
ジョン・カスネーダ(米国)
シェイデン・レイアロハ(米国)