【Bellator】トランジッション&サブミッションで、ダコードがミドルントン破る
<女子フライ級/5分3R>
エミリー・ダコート(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-27
ジェシカ・ミドルントン(米国)
オクラホマ在住のダコートに大きな声援が集まる。ワンツーで前に出るミドルントンに対し、ダコートはシングルレッグもギロチンで切られる。それでもケージにミドルントンを押し込んだダコートはシングルでテイクダウンに成功する。ミドルントンはすぐに立ち上がるも押し込まれた状態が続く。ミドルントンはヒザをボディに入れ、シングルも頭を教えてパンチを落とす。エルボーに切り替えたミドルントンだが、ついに残り45秒でテイクダウンを奪われ、そのままガードでラウンドを終えると思いきや、最後の15秒でレフェリーがブレイク。その後の展開はなかった。
2R、左右のハイを繰り出すミドルントン。ローからワンツーを伸ばすも、ダコードも左を打ち返しダブルレッグを決める。足を一本抜いてからパス、一気にマウントを取ったダコードをミドルントンがテッポウでひっくり返す。ミドルントンはエルボーを落とすも、ダコードは腰を切って腕十字へ。同時にミドルントンの左足をすくってフラワースイープ――から腕十字へ。ミドルントンがダコードの体を跨いでヒジを抜いてパンチを落とした。
最終回、ミドルントンの左ジャブにダブルレッグを合わせたダコードが、テイクダウンからトップハーフガードに。もう一本の足を抜いてガードパス、エルボーを顔面に押し付ける。ミドルントンのブリッジに合わせてマウンドを奪取したダコードは、ハーフに戻されてもトップキープを選択しパスの圧力を強める。
再びマウントを取ったダコードは、ミドルントンのブリッジをすかしてバックマウント&RNCへ。フェイスロックの気味の絞めを防ぐミドルントンが胸を合わせたところで腕十字にスイッチ。鉄槌を下ろされながら右腕を伸ばしにかかったダコードが、最後まで攻め続け判定勝ち。勝者は「オクラホマ、アイラブユー。ニューガールズ、オールドガールズ、誰とでも戦う」と非常にクールに言い切った。