【Bellator181】しっかり、がっちりウォーレンがレスリングで勝利
<バンタム級/5分3R>
ジョー・ウォーレン(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
スティーブ・ガルシア(米国)
試合開始早々、豪快なリフトアップからテイクダウンに成功したウォーレン。クローズドガードのガルシアにパンチ、エルボーを入れる。2分ほど背中をマットにつけていたガルシアの立ち上がり際にバックを取ったウォーレンが後方からヒザで太腿の裏を蹴り、前方に崩しつつ背中を取り続ける。ガルシアはケージに体重を預け耐え続けた。
2R、サウスポーのガルシアが低い姿勢で構えて右アッパーを狙う。ウォーレンはシングルからリフトアップしてテイクダウンへ。そのままバックを取る。初回と同じような展開のなか、ウォーレンが後方にテイクダウに成功し担ぎパスへ。前方回転するように足関節を狙うガルシアのバックを取り返したウォーレン。ガルシアは懸命にスタンドに踏みとどまるも、後方へのエルボーを入れ最後に引き込んでギロチン狙いも、自ら技を解いて試合は最終回へ。
3R、笑顔を浮かべるにウォーレンにハイキックを見せたガルシアだが、ダブルレッグで倒され腰をコントロールしてガードを強いられる。四の字フックでガードを取るガルシアは、これではサブミッションを仕掛けることもできず、立ち上がることもままならない。しっかりとトップコントロールを続けるウォーレン、ついに観客がブーイングが起こる。
そして残り1分の地点でもブレイクも掛からないという珍しい流れで、このままタイムアップに。問題なく判定勝ちを収めたウォーレンは「ダンタス、ブラジルへも行く。3度目をやろうぜ」とバンタム級世界王座挑戦をアピールした。