【UFN111】ティブラがグラウンドで元世界王者オルロフスキーを圧倒、判定勝ち取る
<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ(ポーランド)
Def.3-0:29-27.29-28.28-27
アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)
スピニングバックキックをボディに蹴り込んでいったオルロフスキーだが、直後に蹴りをキャッチされてテイクダウンを許す。足をきかせるオルロフスキーに対し、ティブラはガードのなかでもがくようにパウンドを落とす。ガードが割れると、パスを狙いつつそのままバックマウント、そしてマウントに移行したティブラが鉄槌を連打する。
マウントを返せず、鉄槌を被弾するオルロフスキー左エルボーを落とされ背中を見せる。ティブラは右のパンチを連続し、上を向いたオルロフスキーを殴り続け、エルボーを入れる。ティブラは流血のオルロフスキーが背中を向けると、バックをキープ。最後の最後で胸を合わせたオルロフスキーが、スタンドに戻ると右フック、アッパー、左フックを叩きこみ、一気に流れが変わった。
2R、右ストレートを当てたオルロフスキーが、ハイキックで下がったティブレに組みつく。ケージに追い込みヒザ蹴りをボディに突き刺すオルロフスキーがシングルレッグ、ティブラはウィザードで耐える。離れて連打からヒザ蹴りを見せたオルロフスキーは、小外掛けでテイクダウンへ。
倒された勢いで上を取りかけたティブラをケージに押し込んだオルロフスキーが、右エルボーを打ち込む。残り1分でブレイクが掛かり、オルロフスキーはすぐに組んでケージにティブラを押し込でいった。
最終回、オルロフスキーが右を当てる。ティブラはシングルでオルロフスキーをケージに押し込み、時間を掛けてテイクダウンに成功する。しっかりとトップをキープするティブラに対し、オルロフスキーは立ち上がることができない。残り1分40秒で、ティブラはバックマウントを奪取する。マウントに移行してエルボーを落とすと、オルロフスキーが背中を見せる。胸を合わせに行ったオルロフスキーを潰し、トップはキープしたティブラがパンチを入れつつタイムアップを迎えた。
初回に反撃を喰い、2Rを回復に当てたティブラが元世界王者越えを果たした。