【UFN111】ドォーン、左ハイ一閃。スネでコヘイア蹴り抜いたホルムがKO勝ち!!!!
<女子バンタム級/5分5R>
ホーリー・ホルム(米国)
Def.3R1分09秒by KO
ベチ・コヘイア(ブラジル)
間合いを図る両者。コヘイアの右、左ローをホルムがよけて両者のコンタクトが1分経ってもない。コヘイアの左ジャブも距離が遠いままで、ホルムは後ろ回し蹴りを見せる。ホルムのサイドキックがボディに。プレッシャーを強めるホルムだが、ここからはサイドキックのみ。コヘイアも自ら距離を詰めることはなく、お見合いが続く。と、ホルムが左ミドルを狙う。残り40秒でようやく両者のパンチが交錯するも、そのまま両者が交わることはなかった。
2R、ホルムが関節蹴り、コヘイアの踏み込みが初回より深くなる。ホルムも角度をつけて、左を伸ばして右に移動するも、パンチは当たらない。手数は極端に少ないが、距離を支配しているのはホルム。コヘイアが勝つには、もっと距離を詰める必要がある。ついにレフェリーから注意が入り、コヘイアが前傾姿勢に。鋭いスピニングバックフィストは空振りになり、ホルムは当てる系の左ミドルを繰り出す。と、コヘイアがパンチを見せずに組みにいくと、ここでボディロックに入ることに成功する。しかし、時間は10秒ほどしか残されておらず、2Rも終了した。
3R、ホルムが左ミドル。コヘイアが打ってこいと挑発する。と、直後にホルムのヒザから入る左ハイがコヘイアの顔面を捉える。スネの部分で打ち抜かれ、尻餅をついたコヘイアに左フックを思い切り打ち込んだホルムがKO勝ちを決めた。
「ブーイングも多かったけど、クリーンショットを入れる作戦だったの」とホルムは語った。