【RFC40】ライト級$100万T本戦開幕。佐々木信治はモンゴリアンと下石康太はセクハラ王子と対戦!!
【写真】トーナメント予選から8カ月、ついに本戦がスタートする(C)MMAPLANET & KAORI SUGAWARA
25日(木・現地時間)、7月15日(土・同)の韓国ソウル・チャンチュン体育館大会=ROAD FC40で開始するライト級100万ドルトーナメント本戦のカードを発表した。日本から出場の佐々木信治はモンゴルの と、日本予選突破の下石康太はパク・デソンと対戦することとなった。
決定対戦カードは以下の通りだ。
<ライト級T1回戦/5分3R>
佐々木信治(韓国)
アマチュシン・フーヘンフウ(モンゴル)
優勝者に与えられるロードFCライト級王者クォン・アソルへの挑戦権と1億円への最終乗車券。そのアソルへの挑戦を一度経験している佐々木は、元UFCファイターのアルバート・チャンを下し、中国予選勝者の1人であるフーヘンフウと対戦。フーヘンフウは昨年、モンゴルで下石に判定負けをきっしており、ここはしっかりと白星が計算できる相手だ。
<ライト級T1回戦/5分3R>
トム・サントス(ブラジル)
TBA
4月大会の第二次国際予選でUFCからの帰還者=ナム・ウィチョルをまさかの2RTKOで沈めたトム・サントス。同日のHEAT40で組まれた岸本泰昭と再戦でなく、ロードを選択した。6月10日のロードFCで組まれるキム・スンヨン×ラファエル・フィジエフ、もしくはバオ・インカン×ジュマビエク・ハビティ、いずれかの勝者と対戦することになる。
<ライト級T1回戦/5分3R>
シャミール・ザフロフ(ロシア)
レオ・クンツ(米国)
実力的に評価が非常に高いザフロフは第一次国際予選でキム・ウォンギをテイクダウンからトップコントロールで寄せ付けず。一方、クンツも韓国勢のホン・ヨンギからRNCで一本勝ちしている。ただ、出場選手が最も警戒するザフロフの安定感のある強さは、元UFCファイターのクンツを上回っているか。トーナメント泣かせのザフロフ優位は覆せない。
<ライト級T1回戦/5分3R>
下石康太(日本)
パク・デソン(韓国)
DEEPで行われた日本予選で岡野裕城&江藤公洋を破った下石の初戦は、セクハラ王者パク・デソンに決まった。韓国MMA界のニューウェイブ=パク・デソンはホドリゴ・カプラルにテイクダウンを許さず、ケージ・レスリングで競り勝って本戦出場を決めた。下石にとって簡単ではない削り合いが予想されるパク・デソン戦は熱い韓日戦になりそうだ。
<ライト級T1回戦/5分3R>
キム・チャンヒョン(韓国)
マンスール・ベルナウイ(フランス)
パンクラス王座を剥奪されながらロードFCに新天地を求めたアンディ・メインの夢を打ち砕いたアームバー・キムは、4月大会で新鋭キム・ウォンギからRNCで一本勝ちを収めたチュニジア系フランス人、英国BAMMA王者ベルナウイと戦う。肉体的にはベルナウイがキム・チャンヒョンを上回るが、まだ底が見えないこともあり予想は難しい戦いだ。
<ライト級T1回戦/5分3R>
ムングントスズ・ナンディンエルデン(モンゴル)
トニーニョ・フリア(ブラジル)
トーナメント本命の一角ブルーノ・ミランダを僅か55秒で倒したナンディンエルデンが、Bellatorベテランのトニーニョ・フリアに挑む。予選ではイ・ヒョンソクに手堅く勝利したフリアの本領発揮が期待される一回戦だ。テイクダウンに長けた相手に、ナンディンエルデンが殴り合い上等ファイトと同じようなパンチを振るうことができるのか──注目。
<ライト級T1回戦/5分3R>
ホニ・トーレス(ブラジル)
エンヌール・アガエフ(ロシア)
ロシア予選優勝、ロードFCでもウェルター級で豪快な勝利を挙げているアガエフとノヴァウニオンの強豪=UFCベテランのホニ・トーレスの対戦。まるでパリーグの実力チームの一角を序盤で消すような強豪殺しのマッチアップだ。注目は蹴り上げOKのロードFCルールにあってホニ・トーレスが見せる、柔術的な蹴り上げペダラーダは見逃せない。
<ライト級T1回戦/5分3R>
レイドン・ロメロ(フィリピン)
TBA
実際問題として、最もレベルの低かったフィリピン&東南アジア予選を制したレイドン・ロメロは、同トーナメントで賭けが存在するなら、天文学的数字になる万馬券となる。そんなロメロの相手も、6月大会で組まれている最終予選=キム・スンヨン×ラファエル・フィジエフ、もしくは中国予選バオ・インカン×ジュマビエク・ハビティの勝者となる。
以上が1億円の掛けられたトーナメントの初戦の全容だが、真打がクォン・アソルということもあり、露骨な韓国人プッシュはないばかりか、かなり地元勢に厳しい組み合わせとなっている。本音としてブラジリアンとロシアンを潰したいという意図は見え隠れするが、対戦表のフライヤーがトーナメント枠とすれば、日本勢は二回戦がさらなる山となる──そんなライト級トーナメントだ。
■ Road FC39対戦カード
<Road FC女子アトム級王座決定戦/5分3R+Ex1R>
ハム・ソヒ(韓国)
黒部三奈(日本)
<無差別級/5分3R>
ミョン・ホンマン(韓国)
アオルコロ(中国)
<女子無差別級/5分2R>
世Ⅳ琥(日本)
チョン・ソンユ(韓国)
<フライ級/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
朝倉海(日本)
<ライト級T最終予選/5分3R>
キム・スンヨン(韓国)
ラファエル・フィジエフ(キリギスタン)
<無差別級/5分R>
シム・ユンジェ(韓国)※シム・ゴンオから改名
キム・チャンヒ(韓国)
<ウェルター級/5分3R>
チャ・インホ(韓国)
ラ・インジェ(韓国)
<フェザー級/5分2R>
キム・セヨン(韓国)
イ・ジョンヨン(韓国)
<ライト級T中国予選 /5分2R>
バオ・インカン(中国
ジュマビエク・ハビティ(中国)
<女子アトム級/5分2R>
ホ・ユンハ(韓国)
荒井みか(日本)
<バンタム級/5分2R>
キム・ヨング(韓国)
ヤン・ジェウン(韓国)
<ライト級/5分2R>
イム・ビョンハ(韓国)
キム・ヨハン(韓国)
<ウェルター級/5分2R>
スチュアート・グッチ(英国)
イ・ジンギュ(韓国)