【PXC56】二転三転、南出剛の2戦目は消滅。松本光史欠場でJJ×ホン・ソンチャン戦でライト級王座戦
【写真】カラフランス戦を経て、フライ級王者ライリー・ドゥトロへの挑戦を狙っていた南出だったが…… (C)
25日(土・現地時間)にグアムのUOGカルボ・フィールドハウスで開催されるPXC56で組まれていた南出剛×カイ・カラフランス戦が消滅した。
昨年11月にジョシュア・アルバレスに24秒、左ミドルで秒殺KO勝ちしていた南出は、TUFシーズン24出演&RIZIN出場経験のある格上の相手カラフランス戦に臨むにあたり、気合も十分──充実の日々を送っていたが、14日(火・日本時間)にカラフランスにドクターストップが掛かったということで、マクレーン・アルフレッドに対戦相手が変更されていた。
しかし、アルフレッドも負傷で試合出場が無理となり、なぜかカラフランスとバンタム級で戦えないかという話が持ち上がった。ドクターストップの相手が1階級上で──というのは、フライ級の体をつくってきた南出が了承できるものではなかった。
「フライ級でないと戦えない」と、この申し出を固辞した南出の試合が同大会からなくなることとなった。PXCサイドとしても現地での受け入れ態勢を整え、苦渋の選択としてバンタム級戦を要請したのだろうが、南出の判断は間違っていないはずだ。その南出から無念の言葉が届いているので紹介したい。
南出剛
「対戦相手がカイ・カラフランスという事で凄く気持ちから創って、練習してきました。本当に残念ですが、チャンピオンを目指して日々過ごしているので、仕切り直して頑張っていきます」
また、今大会でJJ・アンブローズと対戦予定だった松本光史も負傷欠場となり、PXCライト級王座を賭けてアンブローズはKTTのホン・ソンチャンと対戦することとなった。
■PXC56対戦カード
<PXCバンタム級選手権試合/5分5R>
スティーブン・ロマン(フィリピン)
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
<PXCライト級王座決定戦/5分5R>
J.J.アンブローズ(米国)
ホン・ソンチャン(韓国)
<ヘビー級/5分3R>
ケルヴィン・フィティアル(北マリアナ諸島)
ベン・ソソリ(豪州)
<140ポンド(63.50キロ)契約/5分3R>
シェーン・アルバレス(北マリアナ諸島)
阿部路人(日本)
<ウェルター級/5分3R>
パク・ジュンヨン(韓国)
レイ・クーパー(米国)
<バンタム級/5分3R>
ジェフリー・メサ(グアム)
カイ・カマカ(北マリアナ諸島)
<ライト級/5分3R>
フランク・メノ(グアム)
ホゼ・ラミレス(グアム)
<フライ級/5分3R>
チャーリー・アラニツ(豪州)
山本聖悟(日本)