【UFN107】ダウン奪い、左ローを効かせたブラット・スコットがスコット・アスカムに判定勝ち
＜ミドル級／5分3R＞
ブラッド・スコット（英国）
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
スコット・アスカム（英国）
長身のアスカムが左ストレートから左ミドル、左ローを蹴っていく。スコットも左ローを返すも、アスカムは左ミドル、続いて左ハイを狙う。続いて左ストレートを当てたアスカムだが、直後に右を被弾してダウンを喫する。足をきかせてパウンドを受けなかったアスカムは、スタンドに戻って右フックをヒットさせる。体を揺れたスコットは左アウトローを蹴っていく。アスカムは左ミドル、左ストレートを返すが、スコットが右フック&右アッパーをヒットさせる。
飛びヒザ、ボディフックからワンツー、右アッパーとラッシュを掛けたスコットはケージにアスカムを押し込む。アスカムは首相撲&ヒザ蹴りを反撃も初回は失ったか。
2R、前蹴りの応酬からニータップを狙ったアスカム。スコットは右ローで前蹴りを狙う。さらに左ローを蹴り込むと、アスカムの動きが一瞬止まる。それでも左ストレートを当てて、ニータップを決めたアスカムだが、スコットはすぐに立ち上がる。アスカムは左ハイからワンツー、左ミドルを入れる。しかし、左ローを入れて体を揺れるアスカムはもう一度蹴られて、構えを変える場面も。
ラッシュを掛けず左ジャブを伸ばすと、オーソに構えたアスカムの左足をローで蹴っていく。オーソを続けたアスカムは、今度は左足を蹴られるようになる。左ジャブを被弾して下がったスコットは左ローを空振り。残り5秒の打ち合いで、互いに右フックを当て合った。
最終回、左ミドルを入れたアスカムはすぐにオーソに構える。アスカムは左ジャブを伸ばし、左ミドル。ワンツーから左ハイを続けたが、スコットが右フックを返す。アスカムは左ミドルと左ジャブを続け、左ストレート。スコットも左ジャブを打ち返すも、手数が少ない。左ミドルを受けて、右フックを当てるスコット。アスカムの左ハイをブロックしたスコットだが、勢いのある左ミドルを受けられる。
アスカムはサウスポーに戻しパンチ勝負に出るも、左ローを蹴られ構えをオーソに。スコットが右フックを当てた直後に試合はタイムアップに。ジャッジの裁定は割れ、スコットが判定勝ちを手にした。
