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【Shooto】斎藤裕、仕切り直しの一戦は英国のシュートレスラー(ルタドール)=グランディと対戦

yutaka-saito【写真】ISAO戦で敗れはしたが、強さは見せた斎藤。強さを確実な勝利に結びつける必要のある1年が始まる(C)MMAPLANET

15日(木)、サステインより来年1月29日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロ修斗公式戦に出場する斎藤裕の対戦相手が、英国のマイク・グランディに決まったことが発表された。


ケージin 後楽園ホール第三弾となる同大会より、プロ修斗は階級をユニファイドに合わせ名称変更、そして全ての公式戦でヒジ打ちが解禁となる。既にプロ修斗世界フライ(→ストロー級)次期挑戦者決定戦として猿丸ジュンジ×猿田洋祐、バンタム(→フライ)級で前田吉朗×覇彌斗の新旧対決、同じくバンタム(→フライ)級の清水清隆×奇天烈、フェザー(→バンタム)級の佐藤将光×祖根寿麻など、これまでの感覚でいえば修斗外シューター、アマ修斗を経験していないファイターの出場が目立つ。

そんななかアマ全日本3位、9月のVJT出場まで15試合全てがプロ修斗公式戦で環太平洋、そして世界ライト(→フェザー)級チャンピオンとなった斎藤は生粋のシューターといえる。その斎藤は修斗世界王者として、VTJで元KOPのISAOと対戦し、打撃で優勢ながらテイクダウンから即スクランブルに結びつけることができず惜敗、改めて2017年の飛躍を目指し復帰戦に挑む。

対するグランディは英国ウィガンの出身。そうウィガンといえばかつてビリー・レイレー率いる蛇の穴=スネークピットがあった街。サブミッションの使用が許されたランカーシャー・スタイル・レスリング(キャッチ・アズ・キャッチ・キャン=シュートレスリング)の名門ジムからはカール・ゴッチ、ビル・ロビンソン、ダイナマイト・キッドらが輩出されている。

MMA戦績7勝1敗のグランディは今回の来日に際し、以下のようなコメントを寄せている。

「MMAを始めてから日本で試合をするのが目標だったので、試合が決まって非常に嬉しく思っています。私はイングランド北部のウィガンという街の出身なのですが、この街ではシュートレスリングが非常に盛んで私はその環境で育ってきました。

斎藤選手はスタミナもあり、オールラウンドなファイターという印象ですが、動きを見ると私と同じくグラップリングも得意な選手だと感じました。今回、MMAのルーツでもある修斗で試合ができる事は私の運命であり、表現しがたい感動があります。

日本のファンにマイク・グランディの名前を覚えて貰う為、修斗の世界チャンピオンの斎藤選手を圧倒して、最後は極めて勝ちます!!」

シュートレスリングが盛んな環境で育ったというグランディは、7勝のうち6試合で一本勝ちを収めている。その一本勝ちの内訳はアメリカーナが1つ、肩固めが2試合、そしてブラボー・チョークが3試合となっている。

MMAというノーギの戦いでブラボー・チョーク、そしてマンチェスターのチーム・カオボン所属ということで、グランディのサブミッションの素性が見えてくる。カオボンは7年以上も前にグラップリングの指導者として、ブラジルからマルセーロ・ブリガディロを招き入れている。つまり柔術ではなくルタリーブリだ。だからこそノーギの絞め──特にアナコンダやブラボー、ダースに強いのだろう。

そんなグランディが喫した1敗は伝統空手と柔術を融合させたポーランドのUFCファイター、ダミアン・スタシャクに三角絞めで敗れたもの。三段論法にはなってしまうが、斎藤の現状の力を図ることができる英国のシュートレスラー……そしてルタドールとの対戦、非常に興味深い一戦となりそうだ。

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