【UFC FOX22】コール・ミラーと対戦、廣田瑞人「取り敢えず1勝、上田さんが到着するか心配」
【写真】4年越しのUFC初勝利、5度目の正直を目指す廣田 (C)TRI-FIGHT
17日(土・現地時間)、カリフォルニア州サクラメントのゴールデン1センターで開催されるUFC on FOX 22「VanZant vs Waterson」。同大会には水垣偉弥と同じく、日本から廣田瑞人が出場する。
本来は10月のフィリピン大会で対戦する予定だったコール・ミラー戦が、いよいよ実現。サクラメント入りしている廣田に現在の心境を尋ねたところ、意外な不安要素が明らかとなった。
──2カ月遅れのコール・ミラー戦、サクラメントに到着して、現在の体調はいかがですか。
──この2カ月という期間、どのようにプラスに考えて来たでしょうか。
「そうですね。去年からの怪我があったので、逆に長引いて良かったのかなと思っています」
──改めて長身のミラーと戦うために、どのような対策、練習をしてきましたか。
「中に入って打つという感じの練習ですね。ミラーは打撃を効かせてからの極めが強いファイターです。決して自分から上を取るタイプじゃ無いのですが、逆にそこも長所かなと。短所は相手が誰でも打撃に付き合ってくれる所じゃないですかね。
要は中に入ってという考えなので、自分のパンチが当たる位置で勝負しないといけないなと思っています」
──今回は上田将勝選手がセコンドに就くとのことですが。
「いつもセコンドは(神酒)龍一なのですが、日曜日にパンクラスで古間木崇宏選手との試合があるので。出発前に一緒に勝とうと話し合ってきました。それで今回は上田さんにお願いしました。上田さんにセコンド付いてもらうのは初めてです」
──上田選手は口下手ですが、コミュニケーションは問題なく取れますか。
「上田さんは尽くしてくれる方なので、やりやすいです。コミュニケーションの心配もありません。全部アジャストしてもらえて良い環境を作ってもらえるので感謝しています。強いて心配事を挙げるなら、上田さんが一人でサクラメントまで辿り着けるかぐらいです(笑)」
──ハハハハ。確かにその通りですね。
「自分とマネージャーに『到着できるか不安』的なメッセージが毎日、届きます(笑)。入国カードもマネージャーが書いた完成形を画像して送信していたみたいです」
──面白すぎます。無事、上田選手がサクラメントに到着することを願いつつ、どのような試合を見せたいか、日本のファンに意気込みをお願いします。
「KOと言いたいんですけど、まずはとりあえず1勝。勝ちにいきます」
■UFC FOX 22対戦カード
<女子ストロー級/5分5R>
ペイジ・ヴァンザント(米国/8位)
ミッシェレ・ウォーターソン(米国/12位)
<ウェルター級/5分3R>
セイジ・ノースカット(米国)
ミッキー・ガウ(米国)
<バンタム級/5分3R>
ユライア・フェイバー(米国/7位)
ブラッド・ピケット(英国)
<ウェルター級/5分3R>
アラン・ジョバーン(米国)
マイク・ペリー(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ(英国)
エンリケ・フランケンシュタイン・シウバ(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
コール・ミラー(米国)
廣田瑞人(日本)
<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ(米国)
コルビー・コビントン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ジェイムス・ムンタスリ(米国)
アレックス・モロノ(米国)
<ライト級/5分3R>
ジョシュ・エメット(米国)
スコット:ホルツマン(米国)
<女子バンタム級/5分3R>
レスリー・スミス(米国)
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
<バンタム級/5分3R>
エディ・ワインランド(米国/13位)
水垣偉弥(日本/14位)
<フライ級/5分3R>
フレディー・セラーノ(コロンビア)
ヘクター・サンドヴァル(メキシコ)
<ウェルター級/5分3R>
スルタン・アリエフ (ロシア)
ボヤン・ベリチコビッチ(セルビア)