【Deep Cage】大塚隆史<02>「所英男、アーセン、才賀紀左衛門が軽量級のトップだと思われたくない」
【写真】以前から歯に衣着せぬ発言が多かった大塚。それが彼の魅力だ(C) TAKUMI NAKAMURA
17日(土)東京都江東区のディファ有明で開催される「DEEP CAGE IMPACT2016 DEEP vs WSOF-GC」。今大会でフェルナンド・ヴィエイラとWSOF-GCバンタム級王座決定戦を争う大塚隆史インタビュー後編。
WSOF-GCの王座決定戦を目前に控え、RIZIで戦うバンタム級ファイターたちに対して「俺より弱いヤツが注目されて、しかも俺が下に見られるのは許せねぇ」と自己証明のRIZIN出場アピールを行った。
<大塚隆史インタビューPart.01はコチラから>
――対戦相手のヴィエイラにはどんな印象がありますか。
「そんなに多くは見てないですけど、大袈裟に言うとビビアーノ・フェルナンデスっぽいですよね」
――パンチもテイクダウンもフルパワーでガードポジションでも展開を作るという、少し昔の柔術系のブラジル人ファイターというイメージに近いような気がします。
「まさにそんな感じですね。背は小さいけど身体がデカくて、かなり減量&リカバリーしてきそうですよね。そこもブラジル人らしく。だから…ちゃんと落として来いよって気持ちもあります(苦笑)」
――タイプとして、大塚選手はヴィエイラとの相性をどのように考えていますか。
「相性は良いと思いますね。こうやればいけるんじゃねえのかなっていうイメージはあるし、自分がやるべきことは分かっています」
――それこそ大塚選手がブラジル人と戦うのは2011年9月のビビアーノ戦以来です。不安はないですか。
「それはないですね。昔の話ですけど僕はブラジルまで行ってハファエル・ドス・アンジョスと試合(2008年7月)しているし、むしろ外国人とやる時は気合いが入りますよ。
とにかくここでしっかりタイトルを獲って、RIZINに出ている軽量級の選手たちがいるじゃないですか。所英男、山本アーセン、才賀紀左衛門…僕はあの辺の選手より全然強いと思っているし、周りにもあれが軽量級のトップだって思ってほしくないですね」
――ここでその名前が出てきましたか。ずばりRIZINのことは意識していますか。
「最初はそんなに意識してなかったんですよ。でもテレビでRIZINを目にする人が増えているみたいで、たまに言われるんです。『所とかアーセンとか才賀に勝てる?』って。僕からしたら『どう考えても俺が勝つだろ!!』ですよ(苦笑)。
自分よりも弱いと思っている選手たちが注目されていて、しかもそいつらよりも自分の方が下だと思われるのはふざけんなよ!って感じですよね」
――今、国内MMAの状況も変わってきて、様々な選択肢があると思います。その中で大塚選手はどのようなキャリアを積んでいきたいと考えているのですか。
「もちろんUFCとか海外でやることもそうですけど、僕は国内で試合するのも好きなんですよ。例えば堀口恭司はものすごく強い選手だし、今UFCの世界タイトルに一番近い選手だと思います。
でもどれだけ日本で一般的な知名度があるか?って話だし、そこを考えたら日本で試合をして、地上波で試合が放送された方がたくさんの人に知ってもらえるじゃないですか。そこは半々だと思うんですよ。
昔はUFCで勝負したいって気持ちが強かったですけど、今はRIZINも始まってRIZINにも盛り上がってほしいと思います」
――大塚選手はDREAMにも参戦経験がありますが、つまりはまたビッグイベントで試合をしたいという気持ちだと。
「そうですね。でもRIZINみたいなイベントに出たら強さを見せるだけじゃいけないし、面白い試合や倒す試合をしなきゃいけないのも分かっています。だからそういう試合が出来るように自分を変えたいし、次は倒したいです。
大舞台で活躍できる選手は強さと勝ち方を両方見せられる選手だし、自分の性格的にもそろそろドカーン!といきたいですね。本当に……ぶっ飛ばしたいです、次の相手もさっき名前を出した選手たちも。
今は勝ちたいんじゃなくてぶっ飛ばしたい。RIZINの榊原(信行)さんが見に来るなら、榊原さんの前でヴィエイラをぶっ飛ばして、俺もいるよってアピールしたいです」
■DEEP CAGE IMPACT対戦カード
<DEEPフェザー級王座決定戦/5分3R>
長倉立尚(日本)
今成正和(日本)
<WSOF-GCバンタム級王座決定戦/5分5R>
大塚隆史(日本)
フェルナンド・ヴィエイラ(ブラジル)
<WSOF-GCフライ級王座決定戦/5分5R>
中村優作(日本)
ローレンス・ディグリオ(米国)
<DEEPウェルター級GP1回戦/5分3R>
吉田善行(日本)
片平なぎさ吉幸(日本)
<バンタム級>
北田俊亮(日本)
石司晃一(日本)
<ストロー級>
越智晴雄(日本)
村元友太郎(日本)
<バンタム級>
金原正徳(日本)
ロマン・アルバレス(グアム)
<バンタム級>
釜谷真(日本)
キム・ソンジェ(韓国)
<ストロー級>
ランボー宏輔(日本)
石綱テツオ(日本)
<ライト級>
岩瀬茂俊(日本)
江藤公洋(日本)
<バンタム級>
遠藤大翼(日本)
ソン・ジンス(韓国)
<ライト級>
LUIZ(ブラジル)
我妻慎太郎(日本)
<メガトン級>
酒井リョウ(日本)
シビサイ頌真(日本)
<バンタム級>
ハシャーン・フヒト(日本)
小林博幸(日本)
<フェザー級>
勝木星太(日本)
高橋孝徳(日本)
<バンタム級>
城田和秀(日本)
窪田泰斗(日本)
<フライ級>
石神保貴(日本)
鮎田直人(日本)
<フライ級>
丸岡拓也(日本)
高橋誠(日本)