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【Grachan】2017年度スケジュール発表。都内1200人収容、新会場へ。胆は地域貢献

2016.12.14

sakamoto-vs-osawa【写真】5月大会では大澤茂樹の持つフェザー級王座に、阪本洋平が挑戦する予定。この間、大澤が他団体で試合をすることはあるのだろうか(C)MMAPLANET

GRACHANから下記のような2017年大会スケジュールが発表された。まずは1月29日(日)に大阪市立住吉区民センター大ホール大会から、今年と同様にWARDOGとの共催、続く2月のディファ有明大会も今年に続き、Brave Fightとの合体イベントとなる。


また8月大会と12月大会では初進出となる都内の会場でのイベント初開催。この点について、岩崎ヒロユキGrachan代表は以下のようにコメントをリリースに寄せている。

「大会内(12月11日。ディファ有明=Grachan26)でご報告させて頂きましたが、2017年度から始まり、2018年度には大会会場を完全に移行する考えであります。サッカーや野球のような地域に愛される大会作りを、兼ねてから必須と考えておりました。格闘技は、心身共に鍛錬できるものと考えており、この経験を社会にも活かせることが出来ると思っています。
その中で、地域・企業様との密な関係を築く事により、私が常日頃から思っている、選手のセカンドキャリヤにも繋がればと思っております。そして、様々な企業努力の仕方がありますが、私共は数年後を見据えての行動の第一歩とし、考えた次第で御座います」

昨今、首都圏での格闘技の会場使用に関しては非常に厳しい状態が続き、東京五輪までの改修機関に入ると、さらに公共の体育館の使用は難しくなることが予想される。そのなかで海外や地方の格闘技イベントでも、地域のダンスチームの登用、地域の飲食店の出店というレベルから、地域社会との繋がりが見られる。

そんななか東京都下でGrachanがその先鞭をつける形となる。キャパ1200人の同会場はこれまで格闘技イベントが行われたことはないという。同会場の使用に関し、1年の交渉期間と膨大なペーパーワークが必要だったと岩崎代表は語る。地域密着MMA、その全貌が明らかになる日を待ちたい。

■ GRACHAN 2017年度スケジュール

1月29日(日)大阪市立住吉区民センター大ホール
2月26日(日)東京 ディファ有明
5月14日(日)東京 ディファ有明
8月13日(日)東京 某所
10月15日(日)東京 ディファ有明※予定
11月     北海道 ススキノマルス※予定
12月10日(日)東京 某所

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