【Glory36】公開計量終了 真打ちは遅れた頃にやってくる、バダ・ハリ変わらぬ存在感
【写真】最後の最後、周囲を焦らすかのように登場したバダ・ハリ。リコ・ヴァーホーベンとのステアダウンで一気に緊張感が高まった(C)JAMES LAW/GLORY SPORT INTERNATIONAL
9日(金・現地時間)、明日10日(土・同)にドイツはオーバーハウゼンのケーニッヒ・ピルスナー・アリーナで開催されるGLORY COLLISION、GLORY Super Fight Series、GLORY 36 Germany。
3部構成イベントのメインでバダ・ハリと対戦するGlory世界ヘビー級王者リコ・ヴァーホーベンは計量を終え、「随分と待ってきた。もう、試合が待ちきれない。でも、僕はここにも一人で立っているよ」と最初に名前を呼ばれたにもかかわらずステージに登場しなかったバダ・ハリを揶揄、「僕の試合だけでなく、キックボクシングの素晴らしさを皆に見てほしい。バダが口ばかりじゃないことを願っている」と新キックボクシング界のリーダーは語った。
その後、遅れて計量を行ったライト級チャレンジャー=マラット・グレゴリアンに続き、最後の最後に公開計量の場に姿を現したバダ・ハリは計量を終えて、待ち受けるヴァーホーベンと激しく視線をぶつけ合いフェイスオフ。競技委員長のコー・ヘマーズに分けられても、両者が距離を置かず緊張感が一気に高まった。
第2部のSuper Fight Seriesで準決勝、Collisionで決勝が行われる女子スーパーバンタム級トーナメント出場のInvicta FCと同時契約、二足の草鞋を履くティファニー・ヴァンスーストは「みんなに女子の存在感を示す機会。(対戦相手のジェシカ・グラッドストーン)は堅実な相手ね」と意気込みを語っている。
第1部=Glory 36のメインはGlory世界ライト級選手権試合、王者シッティチャイ・シッソンピーノンにマラット・グリゴリアンが挑む。両者、リミットよりもやや軽めの体重でパスしている。そして、上にあるように挑戦者マラットはCollisionの計量後に計量を終え、シッティチャイとフェイスオフを行った。
■ Glory Collision計量結果
<ヘビー級/3分3R>
リコ・ヴァーホーベン:116.8キロ
バダ・ハリ:114.5キロ
<Glory世界ウェルター級選手権試合/3分5R>
[王者] ニキー・ホルツケン:77キロ
[挑戦者] セドリック・ドゥンベ:76.5キロ
<ヘビー級/3分3R>
イスマエル・ロント:122.7キロ
ベン・サディック:131.9キロ
<女子スーパーバンタム級GP決勝/3分3R>
TBD
TBD
■ SuperFight Series計量結果
<ライトヘビー級/3分3R>
ダンヨ・イルンガ:94キロ
ミシェル・ドゥット:94.3キロ
<ウェルター級/3分3R>
ハルート・グレゴリアン:72キロ
ダニエル・ソラヤ:72.5キロ
<女子スーパーバンタム級GP準決勝/3分3R>
イシス・ファービック:54.3キロ
アメル・ディービー:54キロ
<女子スーパーバンタム級GP準決勝/3分3R>
ティファニー・ヴァンスースト:54.4キロ
ジェシカ・グラッドストーン:55.3キロ
<ライト級/3分3R>
アンドレ・ブルール:68.4キロ
ティジャニ・ベスタティ:67.6キロ
■ Glory 36 計量結果
<Glory世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者] シッティチャイ・シッソンピーノン:68.8キロ
[挑戦者] マラット・グリゴリアン:69.4キロ
<ライト級挑戦者決定T決勝/3分3R>
TBD
TBD
<フェザー級/3分3R>
モサブ・アムラーニ:64.6キロ
ファビオ・ピンカ:64.2キロ
<ライト級挑戦者決定T準決勝/3分3R>
アントニオ・ゴメス:69.3キロ
ヒスニ・ベキリ:69.3キロ
<ライト級挑戦者決定T準決勝/3分3R>
ディラン・サルバドール:68.6キロ
アナトリー・モイセーエフ:69.7キロ