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【Pancrase281】ガイ・デルモ、マレガリエの左を崩せずフルマーク判定負け

<フェザー級/5分3R>
ナザレノ・マレガリエ(アルゼンチン)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ガイ・デルモ(米国)

打撃の交換から組み合いに移行すると、まずガイがケージにマレガリエを押し込む。体を入れ替えたマレガリエががぶってヒザを頭部に。再び態勢を変えたガイ。その後も2度、3度と態勢を入れ替える両者だったが、ブレイクが命じられる。離れると、マレガリエのヒザにガイが左を当てる。マレガリエは左ボディフック、ガイも下がらず前に出ると、右フックを振るう。左ボディフックを続けるマレガリエは左フックを打ち込む。ガイも右を返すが、左ボディフックをまたも被弾し、その後もケージに詰めながら左フックを受けるなどマレガリエが3票を取った。

2R、マレガリエが右ロー、続いて接近戦で右フックを入れる。ガイも左を返し、間合いを取り直すと右ローから連打へ。組んだマレガリエがヒザ蹴り、ガイの右ローにテイクダウンを合わせる。バックを譲って立ち上がったガイに対し、マレガリエは後方に倒れこみボディロックからトップを伺う。ガイも同時に立ち上がり、胸を合わせるもケージに押し込まれる。マレガリエが離れて、左フック。ガイも相打ちで左を返す。残り1分、マレガリエが右ストレートをヒットさせる。ガイも右から左を返すが、右を被弾。最後は両ワキを差してケージにマレガリエを押し込んだもののテイクダウンは奪えなかった。

2Rも3票を失ったガイは後がなくなった状況で最終回を迎える。と、左目尻のカットにより即ドクターチャックが入る。再開後、左のダブルで2発を当てたマレガリエ。パンチはほぼ左一本槍だが、ガイはその左に前進を阻まれる。右から左を入れたマレガリエに対し、ガイは左ジャブを連続するも、パンチが続かない。なかなか攻勢に出られないガイは右を受けてバランスを崩すが、ダブルでマレガリエをケージに押し込む。

しかし、マレガリエが体を入れ替えてテイクダウンからバックへ。スタンドながらワンフックのマレガリエが寝技にも込み両足をフックする。四の字フックのマレガリエは十分な形で時間の経過を待ちながらパンチ。懸命に立ち上がったガイだが、RNCがタイトになり前方へ崩れ、何とかここを逃れる。バックを制されたままタイムアップとなり、マレガリエがフルマークの判定勝ちを手にした。


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