【PFL2018#8】初回にダウンを奪ったサイラーがタイブレイクを利し、マレガリエとドローで準決勝へ
<フェザー級準々決勝/5分2R>
スティーブン・サイラー(米国)
Draw.1-0:20-19.19-19.19-19
ナザレノ・マレガリエ(アルゼンチン)
右に回りながら右ストレートを伸ばすマレガリエ。サイラーもローを返し、左ジャブを放つ。右を当てたマレガリエだが直後に左から右フックを被弾してダウン。背中をつけたマレガリエはハーフガードから左腕を差してスクランブルへ。がぶって頭部にニーを入れるサイラーはダースを狙いつつ、抑えに行く。立ち上がることを選択したマレガリエだが、ギロチンに捕らえられる。
体を反転させ立ち上がったマレガリエエは、右目尻に流血が見られる。その後も左に右を合わされるマレガリエは厳しい局面が続く。それでも左フックを振るうマレガリエが、右オーバーハンドをヒット。サイラーは左ジャブにも右を合わされたが、初回を取った。
最終回、右オーバーハンドを当てたマレガリエにサイラーは右ローを2発入れる。右を差して組みついたマルガリエがケージにサイラーを押し込む。細かいパンチを打ち込むが、フィニッシュか10-8を取らないと勝てないマレガリエは離れて打撃戦を挑む。大きい一発を貰わないよう戦い、右ショートアッパーを当てるサイラーは時間を見ながらのファイトに。
懸命に左ジャブを振るい、ハイキックをガードして右ストレートで前に出るマレガリエは、サイラーのヒザ蹴りに突っ込みトップを奪取──も直後にタイムアップに。初回がタイブレイクという規定を上手く使いこなしたサイラーが、ドローで準決勝進出を決めた。