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【Bellator160】ベンソン・ヘンダーソン、ベラトール第2戦はライト級で前フェザー級王者フレイレと!!

Freire vs Henderson【写真】レンジと踏み込みの対戦となる。ベン・ヘン×フレイレ (C)BELLATOR

26日(金・現地時間)にカリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催されるBellator 160「Henderson vs Pitbull」。メインはライト級のベンソン・ヘンダーソン×パトリシオ・フレイレだ。


元UFC世界ライト級王者ベン・ヘンのベラトール2戦目。4月の初陣ではアンドレ・コレシュコフの持つベラトール世界ウェルター級王座に挑戦し、なんとフルマークで判定負けしセカンド・キャリアの第一歩で躓いてしまった。

この敗北を経てライト級に戻したベン・ヘンだが、彼はハイパーリカバリーを地でいくタイプだった。そらだけにアナハイムというネイティブアメリカン居住区で無く、コミッションが管轄する土地で点滴の使用に制限が加わる状態でのライト級契約は初めてとなり、減量&計量に不安は残る。

一方、前ベラトール世界フェザー級の王者のフレイレは、ライト級戦で戦うのはよりナチュラルな体重に近い状況で計量に臨むことができる。ただし、フェザー級としても決して上背があるわけでも、そしてリーチが長いわけでもないフレイレにとって、ベン・ヘン戦はフィジアルの差が如実に影響してくるのも確かだ。

フレイレは実兄パトリッキーに先んじて生まれ故郷ナタウのアカデミア・アバンで柔術を始め、2003年に15歳でMMAにデビュー。2010年のベラトール・デビューから常にフェザー級のトップ戦線で活躍し、スコット・コーカー体制となりUFCファイターが流入するようになっても『生え抜き』として戦ってきた。

通算戦績は25勝3敗、今や柔術家の側面よりも鋭い踏み込みから放たれる打撃、パンチにヒザを織り交ぜたファイトが彼の主武器となっている。しかし、身長165センチ、リーチも同じく165センチのフレイレ、対するベン・ヘンはサウスポーでリーチは178センチ、ローも得意としており、さすがに厳しい戦いが待ち受けていることは否定できない。

左フックを見せて、右ストレートを狙うのか。右ストレートを見せておいて、左フックでフィニッシュを狙うか。遠いレンジで戦おうとするであろうベン・ヘンに対し、そのフィニッシュの組み立てに行き着くまでのプロセスが見ものだ。


■ Bellator160対戦カード

<ライト級/5分3R>
ベンソン・ヘンダーソン(米国)
パトリシオ・フレイレ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
サヤッド・アワッド(米国)
デレック・アンダーソン(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
ジョージ・カラキャニャン(米国)

<フェザー級/5分3R>
AJ・マッキー(米国)
コディ・ウォーカー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーイ・デイビス(米国)
キース・カトロン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ケヴィン・ファーガソン(米国)
ジョナサン・トマシアン(米国)

<ライト級/5分3R>
ガブリエル・グリーン(米国)
アレックス・トリニダド(米国)

<フライ級/5分3R>
スティーブ・ラミレス(米国)
ロン・ヘンダーソン(米国)

<フライ級/5分3R>
デイビッド・デュラン(米国)
カイル・エストラダ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ロザレス(米国)
マイク・セグーラ(米国)

<フェザー級/5分3R>
マリオ・ナヴァーロ(米国)
シンゾー・マチダ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
スティーブン・マルチネス(米国)
ジェイク・ロバーツ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
アンディ・ムラド(米国)
ジョニー・シスネロス(米国)

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