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【UFC200】動き続けるエドガーに対し、一発の威力でポイントを得たアルドが暫定フェザー級世界王者に

<UFC世界フェザー級暫定王座決定戦/5分5R>
ジョゼ・アルド(ブラジル/1位)
Def.3-0:49-46.49-46.48-47
フランク・エドガー(米国/2位)

左右に動き、頭を小刻みに動かすエドガーが右ロー。続く右ストレートをアルドがバックステップでかわす。アルドは左ボディストレート、左フックを狙う。エドガーの右ハイをスウェイでよけたアルドは、やはりカウンター狙いか。エドガーはそこを警戒しながら前に出ると、ワンツーで距離を詰め右ローを蹴り込む。アルドの右フックを掻い潜ってワンツーを狙ったエドガー、続く右フックにシングルレッグを仕掛けて即離れる。

右から左を入れたエドガーは、早くもアルドの口が開いているか。右に動き出し左に距離を詰めるエドガー。後ろ回し蹴りを同時に蹴り合うと、アルドが右フックを当てる。エドガーは右ボディフックから左フック、アルドはヒザ蹴りをボディに蹴り込む。ヒザを続けたアルド、エドガーは飛び上がるように右ミドルを放つも、アルドが左フックを打ち込んでバランスを崩す。そのまま組みにったエドガー、アルドがスプロールしてスタンドに戻る。最後の最後に激しい動きが見られた初回となった。

2R、初回同様ワンツーから右ローを繰り出すエドガー。エドガーは左回りのアルドに右ローを多用し、ヒザ蹴りに組みつくもいなされる。右を打ち合った両者、アルドはダッキングでエドガーの右ストレートをかわす。左を入れて前に出たエドガー、続いて右をヒットさせてニータップへ。これを防いだアルドは、シングルも切るが受けの展開が続く。ワンツーからスリーの左を届かせたエドガーは近距離でダブルのジャブ、アルドが重い右を返す。直後にエドガーが右を打ち込み、アルドがバランスを崩す。

徹底してテイクダウンを切るが、前回の対戦よりもパンチを被弾する数が多いアルドは、手数も少ない。エドガーは左ハイ、さらに右ローを続ける。残り15秒でヒザ蹴りを放ったアルド、これをキャッチしたエドガーだがテイクダウンは奪えなかった。

3R、いきなりワンツーを打っていったエドガーに対し、アルドもスッと距離を取る。エドガーは右アッパーの空振りのあと、右ローを入れた。パンチで下がらせ、ローを入れテイクダウンを仕掛ける──そんなリズムで戦うエドガーに対し、一発の勢いを見せるアルドだが、如何せん手数は少ない。ここでケージにアルドを詰めたエドガーが、細かいヒザを続ける。離れた両者、左を受けたアルドが一瞬、動きを止める。エドガーはワンツー&右ハイで前へ。アルドも重い右ストレートをヒット。

右ヒザをボディに入れたアルドに対し、組み付いたエドガーがケージに押し込んでいく。残り1分で離れたエドガーは右ロー、アルドの蹴りはヒザのみという展開が続く。と、残り5秒を切って右ローを蹴り込んだアルド、徹底してテイクダウンを避ける戦い方だ。

4R、エドガーは右ローと右前蹴りから、左右にジグザクに動く。正面に来たときに攻撃を集中させ、テイクダウンを切ることを第一に動くアルドにエドガーが左ハイを蹴っていく。テイクダウンのフェイトから右を伸ばしたエドガー、アルドは左ジャブを当てる。残り半分、エドガーが右と左フックをヒットさせる。ハイキックをガードしたアルドが、前へ。右ストレート、右アッパーから左フックを打ち込む。

接近戦でもテイクダウンが切れるアルドだが、右を被弾。エドガーは今回、テイクダウンをフェイクにしているのか。右エルボーをダッキングでかわし、角度もかえるアルドが左ジャブを伸ばす。エドガーの前進、回るアルド。エドガーは蹴りにパンチを合わされ、バランスを崩す。動き続けるエドガーに対し、終盤に印象が残る攻撃を狙うアルド──試合は最終回に。


アルドは右ローを蹴り、左フックを振るフィニッシュに通じる攻撃を見せる。エドガーはこれまでと変わらず小刻みなワンツーで前に出て蹴りにつなげる。アルドは左ミドルハイ、一発が重い。対して数が勝負のエドガーも、足が前に出続ける。左フックを入れたエドガーに、アルドの右がヒットする。正面に立つ展開が増え、真っ向勝負ではパワーで上回るアルドが上か。

右を見せてからのダブルも、すぐに反応したアルドが右をまた決める。どれだけステップを踏もうが、最後は正面に立つ──そこを待ち受けるアルドに対し、エドガーが右ボディフック。アルドの右が当てる数が増える。残り30秒、足を使って回り続けるアルドを追いかけるエドガー。最後はエドガーの後ろ回し蹴りをジャンプしてかわしたアルドは勝利を確信しているが、果たして。

エドガーはトータルで攻める姿勢を見せ、アルドは一瞬のインパクトを求めた。ジャッジはアルドの勝利を支持した。

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