【UFC200】後ろ回し蹴り(!!)からのラッシュ、動きを止めたブラウンにパウンド落としヴェラスケスがTKO勝ち
<ヘビー級/5分3R>
ケイン・ヴェラスケス(米国/2位)
Def.1R4分57秒by TKO
トラヴィス・ブラウン(米国/7位)
左ジャブから右ローを見せたヴェラスケス。右を打ち返すブラウン。ヴェラスケスはローを続け、前に出ると左から右を伸ばそうとする。左を被せるブラウンが左ヒザをボディに入れる。ヴェラスケスはシングルレッグからバックへ、ブラウンが胸を即時に合わせる。ヴェラスケスは離れると、右ロー。空振りながらブラウンが、大きな右アッパーを狙う。前に出続けるヴェラスケスが左フックを入れて組み付く。ここも自ら離れ、後ろ回し蹴り。これが顔面を掠めると、ブラウンが動きを止めてヴェラスケスがパンチでラッシュを掛ける。ここで右ストレートを打ち抜かれたブラウンがダウン。
腰からマットに崩れたブラウンに対、ヴェラスケスはハーフからパンチを打ち下ろす。懸命に顔面を守るブラウンにフェイスロック、上を向かせてパウンドを入れ、バックに回ったヴェラスケスがパンチを続ける。立ち上がって胸を合わせたブラウン。ヴェラスケスは離れて左フック、後ろ回し蹴りは空振りになったがパンチの連打、そして首相撲でヒザを入れる。組み付かれると、自ら腹ばいで崩れ連打を受けるブラウンを見て、レフェリーが試合を止めた。
「少し休んで、また戦う。とにかくベストな相手と戦いたい。もちろん、UFCがタイトル戦を求めるなら世界戦を戦う」とヴェラスケスが話した。