【UFC301】アルドが鋭い打撃と抜群のTDでマルチネスを翻弄。約1年9カ月ぶりのUFC復帰戦で判定勝利
<バンタム級/5分3R>
ジョゼ・アルド(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジョナサン・マルチネス(米国)
サウスポーのマルチネスが左の前蹴りとインロー。アルドはガードを高く上げて右のインローを蹴り、右ストレートを伸ばす。マルチネスはアルドの前足に左右のローを集め、ジャブで距離を取る。アルドもジャブを突いて右ストレートから左フック、マルチネスはシングルレッグのフェイントも見せる。アルドが右ミドルを蹴ると、マルチネスも左ミドルを返す。アルドがワンツー、互いにインローを蹴り合い、アルドがパンチから右ミドル。マルチネスも右手を伸ばして左ミドルを蹴る。
アルドが右ボディストレート、そこから左フックを返す。マルチネスが距離を取って左ミドルを蹴ると、アルドは右ストレートから左ボディにつなげる。マルチネスはアルドの右ストレートに右のフックを返すが、アルドは右ストレートから左ボディまでつなげる。マルチネスが左ミドルを蹴ると、アルドは右ヒザでカットし、逆に右のインローを蹴る。マルチネスがパンチで前に出ようとすると、アルドは左の前蹴りで突き放した。
2R、マルチネスがジャブ、アルドがインロー。マルチネスが左ミドルを蹴ると、アルドも右ミドルを蹴ってジャブ・右ボディストレートを返す。マルチネスは左ストレート、アルドは右ストレートから左ボディ、右のテンカオ。マルチネスはシングルレッグで組んで、右腕を差してケージに押し込む。
ブレイク後、マルチネスはここも左ストレート。アルドが右ハイキック、右ストレートから左フック、右アッパー、インローと手数を増やす。マルチネスも左ストレートから前に出ていくと、アルドはジャブで止めつつ、マルチネスの左を空振りさせて奥足ロー、右ボディストレート・右のテンカオ。マルチネスは左ミドルとスピニングバックフィストを見せ、やはり左ストレートで前に出ていく。終了間際、アルドが右のヒザ蹴りとワンツーフックを見せた。
3R、マルチネスが左ストレートと右のアウトロー。アルドも右ストレートを打ち返し、ダブルレッグも見せる。スタンドの攻防に戻ると、マルチネスがジャブ・ワンツー、距離が詰まると右ヒジ、左の縦ヒジも見せる。アルドは左右のボディとテンカオを返す。マルチネスが左フック、アルドはブロックして右ストレート。マルチネスは左のヒジも交え、スピニングバックフィストを繰り出す。
左ミドルを蹴るマルチネス。アルドが右アッパーからの左フックを当てて右のテンカオ、ヒザ蹴りを連打する。ここでアルドがダブルレッグでテイクダウンを奪い、マルチネスの右足をまたいでハーフガードへ。マルチネスも足を一本戻すが、アルドがトップキープを続けて試合終了。鋭い打撃と絶妙のタイミングで決めたテイクダウンでアルドが約1年9カ月ぶりのUFCで判定勝利を収めた。