【Shooto】松本光史、川名をRNCで倒しプロ修斗世界ウェルター級王者に
<修斗世界ウェルター級(※70.3キロ)王座決定戦/5分5R>
松本光史(日本)
Def.3R0分44秒by RNC
川名雄生(日本)
飛び込んで右を見せた川名、かわした松本にニータップを仕掛けるが切られる。続くダブルレッグ狙いもかわした松本は、よく川名の攻撃が見えている。間合いの測り合い、フェイントの打ち合いのなかで組んでバックに回った川名に対し、松本は前転からヒザ十字、さらにヒールへ。川名が体を捻って足を抜き試合はスタンドに戻る。
右フックから左フックを放った松本、川名が左を返す。右を振るって前に出る川名に詰められそうになる松本だが、回りこんで離れる。残り10秒を切ったところで川名の左が松本の顔を捉えるシーンが見られた。
2R、細かく左ジャブを見せる川名、松本は右ローを蹴り込む。松本は走りながら右を伸ばすがクリーンヒットはしない、川名の左は松本の額に。松本は右前蹴り、組んだ川名がバックを伺うも、胸を合わせた松本が離れる。川名の左をかわし、右を伸ばす松本。川名の左フック、松本は右ローを見せ一進一退の主導権争いが続く。と、踏み込んで左フックを川名が放ち松本がダウン。
尻餅をついた松本は立ち上がって組みに行くも、逆にケージに押し込まれる。右アッパーを入れて離れる川名が、すぐに組み直す。川名は右ひじを言有れて離れ、ヒザからヒジを再び狙うが空振りに。そのままラウンドが終了し川名がここを制した。
3R、川名がフックで前に出るが、松本はダブルレッグを決める。川名の立ち上がり際にバックに回った松本がスタンドながらバックマウント&RNCへ。そのまま寝技に転じると、松本が一気にRNCで勝負を決めた。
第12代プロ修斗世界ウェルター級王者に輝いた松本はコーチ、セコンド、家族、友人、そしてファンに感謝の言葉を伝え、「K太郎ばりの逆転勝ちになりました。川名選手強かったです。師匠、宇野薫が巻いていたベルトを獲れて感慨深いです。修斗の世界のベルトですが、世界への一本です」と話した。