【UFN86】ブラホヴィッチが要所を占める豪腕ファイトでポクライェクを破る
<ライトヘビー級/5分3R>
ヤン・ブラホヴィッチ(ポーランド)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
イゴール・ポクライェク(クロアチア)
序盤からゴツゴツとしたパンチを交換した両者、ボクライェクのヒザ蹴りにブラホヴィッチがテイクダウンにせいこうする。ハーフからパンチを入れたブラホヴィッチ、ボクライェクに母国のファンが大きな声援を送る。フルガードに戻したポクライェクだが、ケージに詰まってパンチをボディと顔面に被弾する。
ブラホヴィッチが担ぎからハーフ、立ち上がろうとしたポクライェクのバックを取るも前方に落とされる。トップを取ったポクライェクは逆にパンチを落とすと、ブラホヴィッチの腕十字を外し、ガードの中から重いパンチを落としていく。ブラホヴィッチの蹴り上げにも足を一本越えてハーフを取ったポクライェクは、両足を跨いでギロチン。これは極まらず、試合は2Rへ。
ワンツーで前にでたポクライェクだが、ブラホヴィッチが右フック&右アッパーを入れる。組み付いたポクライェクが離れると、その離れ際に右フックをブラホヴィッチが当てる。ブラホヴィッチはケージを背にしたポクライェクにはフックの連打を打ち込む。ならばとポクライェクはフックで反撃も、ブラホヴィッチが右アッパーと右フックを打ち込む。またもケージに下がったポクライェクはダブルレッグで尻餅をつかされる、亀で殴られつつ立ち上がったポクライェクの左フックを被弾したブラホヴィッチがダブルレッグでテイクダウンに成功する。ポクライェクの立ち上がり際に蹴りを見せたブラホヴィッチ。両者、ケージ際で細かいパンチを打ちながら2Rが終わった。
最終回、飛び込むような打撃を出し合う両者。ブラホヴィッチのヒザ蹴りを避けて、背中を向けて間合いを取ろうとしたポクライェクにブラホヴィッチが組みついていく。ここはスプロールしたポクライェクだったが、直後にダブルレッグでテイクダウンを取られる。ハーフから固めたポクライェクがエルボーを落とす。残り90秒を切って、青息吐息状態のポクライェクは左エルボー、蹴り上げにもすぐに胸をつけられ万事休す。ポクライェクは0-3で敗れ、クロアチア人ファイターは2人揃って、サグレブの地で敗れることとなった。