【UFN86】ジョンソンがティブラから判定勝利もぎ取る
<ヘビー級/5分3R>
ティモシー・ジョンソン(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
マルチン・ティブラ(ポーランド)
右ジャブを伸ばすジョンソン、ティブラは右ミドルを蹴っていく。頭を低くしてパンチを伸ばすティブラの右フックは空振りに。両者が交互に右フックを繰り出し、距離が離れたところでティブラは前蹴りを見せる。ティブラは右ボディ、接近戦になると組み合いに発展しジョンソンがケージに押し込む。残り1分40秒でブレイクが掛かり、ティブラがワンツーを伸ばす。ジョンソンもワンツーを返すが、直後にティブラが右をヒットさせる。ジョンソンは左を当てたが、その後はティブラを追いかけるような展開となったもののクリーンヒットは見られなかった。
2R、ティブラの左ジャブ、続いてジョンソンが左フック。ケージにティブラを追い込み右フックをヒットする。ティブラは首相撲からヒザ蹴りも、即ケージ際の押し合いに。ティラブは態勢を入れ替え、低い姿勢でジョンソンを押し込んだもののテイクダウンには至らなかった。残り2分、ティブラがジョンソンを軸に回ることも。再びティブラがケージ中央を取ったが終了間際にジョンソンがパンチで攻勢に立った。
最終回、様子見のような打撃戦からティブラがテイクダウンを奪い、バックに。ワンフックだったが、体重が前に掛かり過ぎ振り落される。スクランブルからスタンドに戻った両者、ジョンソンが組んでケージにティブラを押し込むも、またもブレイクに。残り2分を切り、ティブラの左ロングストレートを被弾したジョンソンは動きを止り、組んで誤魔化しに。ブレイクが掛かり、最後は立ち技の展開となったが両者とも効果的なシーンを演出することはできなかった。
結果、ジャッジ3者ともジョンソンを支持した。